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ニューギニア航空、成田=ポートモレスビー線を6年ぶりに運航再開! 週2往復で極楽鳥の翼が復活

ニューギニア航空は7月18日、コロナ禍により2020年から運休していた成田=ポートモレスビー線の運航を6年ぶりに再開した。水曜と土曜の週2往復で運航され、初便が到着した成田空港では放水アーチや記念式典で復活を祝福した。

文:佐藤眞博 写真:佐藤眞博
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ポートモレスビーから到着したPX54便は、駐機場の手前で放水アーチによる歓迎を受けた。

 パプアニューギニアの首都ポートモレスビーを拠点とするニューギニア航空は、7月18日、コロナ禍により2020年から運休していた成田=ポートモレスビー線の運航を再開した。初便となったPX54便が成田へ到着した際には、放水アーチで6年ぶりの就航を祝った。

 運航は水曜と土曜の週2往復で、機材は水曜が162席のボーイング737-800(ビジネス12席、エコノミー150席)、土曜は188席のボーイング767-300ER(ビジネス28席、エコノミー160席)を使用するが、繁忙期は水曜も767での運航を予定している。スケジュールは以下のとおりで、所要時間は往路復路ともに6時間50分となる。

●ニューギニア航空の成田=ポートモレスビー線
PX55便:成田(21時40分)発→ポートモレスビー(翌日05時30分)着
PX54便:ポートモレスビー(14時10分)発→成田(20時00分)着

 再開初日となった18日のポートモレスビー発PX54便は、ほぼ定刻となる19時53分に成田へ到着し、折り返しのPX55便は22時13分に成田を出発した。

成田の63番スポットに到着するPX54便。定刻の30分ほど前には着陸していたのだが、誘導路上の出発機を10分少々待ってからの到着となった。再開初便に投入されたのは767-300ERのP2-PXV。2010年からニューギニア航空のフリートとして活躍している。
成田に到着し、PX55便の出発準備を進めるP2-PXV。タイムテーブル上では1時間40分の折り返し時間となっている。
成田発の初便となるPX55便を担当するパイロットと客室乗務員が、63番搭乗口前で勢ぞろい。

 成田空港第2ターミナルの63番搭乗口では就航記念式典を開催。あいさつに登壇したニューギニア航空の島田謙三 日本支社長は、「この路線がこれからも決して途切れることなく飛び続け、多くの人と人、国と国を結び続けてくれることを心より願っている」と思いを述べ、「パプアニューギニアへのご旅行はもちろん、オーストラリアや近隣諸国への旅もぜひこの翼を選んで」と呼びかけた。

 南半球の赤道近くに位置するパプアニューギニアは、オセアニア地区にあるニューギニア島の東半分をはじめとする約600の島々で構成され、日本との時差は1時間。面積は46.2万平方kmで、日本の約1.25倍となっている。人口はおよそ1,090万人とされており、約3%の高い出生率に支えられ、毎年2%ほどの増加が続いているという。人口の20%以上を25歳以下の若者が占め、年齢の中央値は23歳ほどと、日本の約50歳とは大きな開きがある。出入国在留管理庁によると、2024年12月時点の在日パプアニューギニア人は91人。対して現地在留邦人は、2024年10月時点における外務省の統計では116人となっている。主要産業は鉱業(液化天然ガス、金、原油、銅)、農業(パーム油、コーヒー)、林業(木材)だ。

 同国のフラッグキャリアであるニューギニア航空は、1973年に設立。現在は首都ポートモレスビーを拠点に、国際線11路線のほか、国内線を約30路線運航している。保有機材は2クラスの機材が4機種あり、日本路線で使用されるボーイング767と737のほか、エアバスA220とフォッカー100が在籍。ほかにモノクラス機材として、DHC-8の-300と-400に加え、フォッカー70を投入している。

ニューギニア航空日本支社の島田支社長がスピーチ。再開した成田線を「日本とパプアニューギニア、2つの国の未来へつなぐ架け橋」と例えた。
式典終盤には、島田支社長ら7名によるテープカット。PX55便の機長も立ち会い、成田線の再開を祝った。
PX55便の機長へ、国土交通省東京航空局成田空港事務所の三上賢司次長から花束が手渡された。
花束を手にした機長とともに、集まった関係者一同で記念撮影。報道陣のほか、多くの搭乗客も集まってにぎやかな雰囲気に。
ポートモレスビー行きPX55便の搭乗が始まった。ざっと見渡したところ、業務渡航と思しき乗客は少数で、ほとんどは観光での利用と思われる。
PX55便の乗客に配られた搭乗記念品。中身はタオルやステッカーなどで、ニューギニア航空のロゴ入りの品だ。
搭乗の記念品は、ゲートを通過した先でニューギニア航空のスタッフから手渡しでプレゼント。
コクピット窓のすぐ後ろにはパプアニューギニア50周年のステッカー。767と737、A220ではこうしたステッカーのほか、特別デザイン機で50周年をアピールしている。
出発準備が完了し、ボーディングブリッジが機体から外された。衝突防止灯も点滅を始め、間もなくプッシュバックが開始される。
定刻から30分ほどの遅れでスポットを離れた、ポートモレスビー行きPX55便。ハンドリングはJALが担当している。
トーイングトラクターが切り離され、離陸するA滑走路へ向けタキシングを開始したPX55便。垂直尾翼に描かれた極楽鳥が、また成田で見られるようになったのはとても喜ばしいことだ。

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