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ヒコーキ撮影者の心をくすぐるツアーに同行。チャーリィ古庄と一緒に海羽田へ出かけた!
ナビタイムジャパンと阪急交通社が地域活性を目的に、共同で実施する「ニッチャートラベル」から、初めてヒコーキをテーマにしたツアーが催行された。チャーリィ古庄氏と一緒に、船から羽田空港の発着機を撮影できるこの特別なツアー。ヒコーキ撮影を趣味とする編集部員が参加……いや取材をしてきた。
海から飛行機を撮りたい! ニッチな夢を叶えるツアー
“海羽田”。羽田空港において、沖合から船でヒコーキを撮影することだ。普段とは違うアングルから眺める機体、展望デッキなどのワイヤーに邪魔されない自由な視界。こうした魅力的な環境で、さらに航空写真家、チャーリィ古庄氏と一緒に撮影ができるなら……。飛行機撮影を楽しむ人なら夢のような話に違いない。
それを実現してくれるのが、阪急交通社とナビタイムジャパンが共同で実施する「ニッチャートラベル」。地域活性を目的としたこのプロジェクトでは、これまでも有名DJと渋谷のレコードショップを巡るツアーを開催するなど、ニッチな旅を専門に企画してきた。そして今回、初めてのヒコーキ関連ツアーとして「【品川区後援】航空写真家・チャーリィ古庄とクルーズ船でいく、“海羽田”から飛行機撮影ツアー」を催行したのだ。
参加者の皆さんと同じく、普段は趣味でヒコーキ撮影を楽しむ筆者。このツアーの取材があると聞いて、迷わず編集長に「行かせてください」と請願したのであった。
船上ならではの撮影環境から、羽田の離着陸機を狙う
集合時間にかなり余裕を持って出航場所の「天王洲ヤマツピア」に向かった筆者だが、さすがは熱心なヒコーキファンの皆さん、すでに参加者の半数ほどが集まっていた。ツアーは出航前および羽田沖へ移動中の船内から始まり、参加者の自己紹介の後、チャーリィ氏が海から飛行機を撮るコツなどを伝授。羽田が近づくと屋上のデッキへと出て、チャーリィ氏のガイドを受けながら早速撮影を開始した。
この日の羽田空港は北風運用。C滑走路沖からはRWY34Rの離着陸機が普段は撮れないターミナルバックで撮影でき、さらに陸からは撮影が難しいD滑走路の沖合では、 RWY05の離陸機が至近距離で浮き上がる迫力の光景を楽しむことができた。なかなかない機会だけに、筆者も自前の60-600mmの望遠レンズで、時おり参加者の皆さんに混ざって撮影していたのはここだけのヒミツ。
そしてピアへと戻った船内では、チャーリィ氏がこの日撮影した作品を早速披露。さらに氏を交えつつ、この日の成果をシェアしたり、ヒコーキ談義に盛り上がったりと参加者同士の交流タイムに。あっという間に時は過ぎ、下船の時間となった。
今回のツアーは残念ながら全3回ともすでに完売し、キャンセル待ちになってしまったが、「ニッチャートラベル」では今後も、ヒコーキを含めたニッチなツアーをさらに展開していく予定だ。次回はどんなツアーが待っているのだろう? ぜひ次も同じように参加……ではなく取材をしたい。
Charlie's Point
「このツアーの楽しさは、アイスブレイク(各自の自己紹介)の時間があるため、同じ趣味を持つ人と仲良くなれること。また船も漁船などとは違い大きく安定していて、撮影場所が広く、救命胴衣をつける必要がないので動きやすいです。さらに皆さんの希望に応じて撮影しやすい場所に移動したり、私に遠慮なく撮影のコツや設定を質問したりできるのも魅力です!」
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