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ANA、障がいがある人の移動を支援する「ユニバーサル地図/ナビ」を旭川市で提供開始

障がいがある人にバリアフリー情報などを提供する「ユニバーサル地図/ナビ」が旭川市にてサービス開始。全国で初めて公共交通機関のサポート依頼も一括で行なえる。

文:本誌編集部
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 ANAとANAあきんどは9月13日より、旭川市、一般社団法人旭川観光コンベンション協会、特定非営利活動法人カムイ大雪バリアフリー研究所とともに、北海道旭川市内全域にて、Universal MaaS「ユニバーサル地図/ナビ」の提供を開始した。

 「ユニバーサル地図/ナビ」は、障がいのある人が目的地までの最短経路と合わせて、観光に役立つホテルや飲食店のバリアフリー情報、移動参考情報を確認できる。旭川市においては、「ユニバーサル地図/ナビ」と公共交通機関のサポート依頼を一括で行える「一括サポート手配」(実証実験中)を併用することで、今まで感じていた移動時の負担を軽減し、自律的な移動を可能する。両サービスの同時提供は全国初だ。

 将来的には各交通事業者との連携を通じて、「ユニバーサル地図/ナビ」をすでに提供している自治体と旭川市を繋ぎ、広域エリアでのサービスの提供を目指している。「ユニバーサル地図/ナビ」はこちらから利用できる。

サービスのイメージ図。
サービスのイメージ図。
旭山動物園内の勾配情報付き公式マップとも連携している。
旭山動物園内の勾配情報付き公式マップとも連携している。
障がいがある人にバリアフリー情報などを提供する「ユニバーサル地図/ナビ」が旭川市にてサービス開始。全国で初めて公共交通機関のサポート依頼も一括で行なえる。

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