離陸する737。エンジン後方には排気による揺らぎが見えるが、前方から空気が猛烈な勢いで吸い込まれているとはわかりにくい。
地面からの高さが低い737では、エンジン側面や胴体側面に運転中のエンジンに近づかないようにという警告マークがついている。
737NGのCFM56エンジンの警告マーク。エンジン運転中には赤線より前方、半径4.2mの範囲が危険範囲であると書かれている。
スポットアウト直後で推力をあまり上げていない状態だが、かなり広い範囲の雪がエンジンに吸い込まれる様子がよくわかる。
787の与圧空調用空気取入口。下のキャビン用には異物を吸い込まないためのデフレクターがあるが、上の熱交換機用にはない。
ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港のANAコラボルームに展示されている熱交換機用ファン。異物などにより欠けることがあるそうだ。
地上の小石などFODがエンジンに吸い込まれることがないよう、成田空港エプロンには専用のごみ箱が設置されている。
TOP連載一覧ジェットエンジンは離れていても吸い込まれる危険がある ～ 連載【月刊エアライン副読本】
