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ANA、「CargoWise」で自社便の貨物スペースを予約可能に
物流の一元管理プラットフォーム「CargoWise」にて、日本の航空会社では初めてANA便の貨物スペースが予約できるようになった。
文:本誌編集部

ANAは、オーストラリアのWiseTech Globalが提供する「CargoWise(カーゴワイズ)」を通じて、自社の貨物スペースを予約できるようになったと発表した。
CargoWiseは輸送や通関など、物流に係るあらゆる手続きを単一のプラットフォームから管理できるサービス。今回、ANAが自社の貨物スペースを同サービス上で予約可能にすることで、顧客であるフォワーダー(自ら輸送手段を持たず、他社の航空機やトラック、船舶を利用して輸送サービスを提供する企業)が、24時間いつでもウェブ上からANA便の貨物スペースの検索・予約、予約状況の確認、運賃比較などをできるようになる。CargoWise上で貨物スペースが予約可能になるのは、日本の航空会社では初めてとなる。
サービス開始時点での主な顧客は、国際的なフォワーダーであるDHL Global Forwarding。今後は対象となるフォワーダーのさらなる拡大を視野に入れているという。
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