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東京モノレールが「東京パノラマライン」に。ブランド拡充プラン発表
東京モノレールは、路線愛称「東京パノラマライン」の導入やアート列車の展開など、ブランドコンセプト「Tokyo Monorail Theater」を新たな段階へと発展させる施策を発表した。
文:本誌編集部

東京モノレールは、2020年に定めたブランドコンセプト「Tokyo Monorail Theater」を進化させ、羽田空港を利用する国内外の旅行者に向けた新たな取り組みを発表した。同社は「乗るたびにドラマがある」をテーマに、列車を「シアター」に見立てたブランドコンセプトのもと、乗客の体験向上を図る。
その一環として、11月1日より羽田空港線に路線愛称「東京パノラマライン(Tokyo Panorama Line)」を導入する。車窓から見える東京の街並みや海、空の大パノラマを楽しめる路線としての魅力を発信。愛称は駅名標や車内案内表示、路線図、パンフレットなどに順次反映される。
また、「TOKYO ART&CULTURE」をテーマに駅や車両空間を日本の文化発信拠点として彩る企画を開始。すでにヘラルボニーとの共創によるアート列車が運行中であり、12月からは若手現代アーティスト・ホガリー氏によるデザイントレインが登場予定だ。
さらに、2010年以来となる駅社員・乗務員の制服刷新も発表。2026年11月から新デザインへ切り替える予定で、詳細は今後公表される。


上 新宿三丁目交差点 – Landmark Art Girl,メットライフ新宿スクエア/下 東京ドームシティ アートプロジェクト, 東京ビエンナーレ

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