連載

エンジンに入る光が美しい ~ 芳岡 淳が撮ったこの一枚

文:芳岡 淳 写真:芳岡 淳
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 4月はフィンエアー取材でヘルシンキへ。

 滞在中、夕方にフリー時間があったため、バスを乗り継いで外周撮影スポットへと出かけてみました。

 小高い丘となっている撮影地は、離陸する機体を正面から撮影するのに最適で、17~18時台に離陸していく長距離便を軒並み撮影することができました。

 斜め前から低い角度から差し込む太陽光線は、エンジンのファンブレードまで照らす美しい条件を整えてくれます。

芳岡 淳

芳岡 淳

1994年生まれ。神奈川県横浜市出身。 小学生の頃、北海道への家族旅行で747-400Dに搭乗したことで旅客機撮影が趣味に。2015年からは積極的に海外へ遠征し、世界中で747-400を中心に旅客機や貨物機を追いかける撮影スタイルを展開。