KLM、105種類目の「デフルトハウス」ミニチュア発表

　KLMオランダ航空は、ワールドビジネスクラスの搭乗客に配布するミニチュア“デルフトハウス”の新作を発表した。

　KLMでは1950年代よりワールドビジネスクラスの搭乗客に、オランダに実存する建物をかたどったミニチュアハウスを配布している。1994年にコレクションの数が創業年に並んでから、KLMは毎年10月7日の創立記念日に新作を追加。創立105周年を迎えた2024年は、105個目のコレクションということになる。

　新作はアムステルダムにある「三つの運河の家」（Het huis aan de drie grachten）をモチーフにしたもので、市内に現存するこの家は1610年に建造され、3つの運河が交錯する立地から「三つの運河の家」と呼ばれるようになったという。現在はオランダの国定史跡に指定されている。

　105周年を迎える今年のモデルは、オランダの固定史跡に指定されていて、アムステルダムにある「三つの運河の家」をかたどったものだ。