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日米国旗を掲げてお祝い。アメリカン航空、羽田=ニューヨーク(JFK)線に就航
アメリカン航空が羽田=ニューヨーク(JFK)線に就航。羽田発の初便となった6月29日のAA168便では、搭乗ゲートでセレモニーが開催された。
文:柏 博幸
写真:柏 博幸
6月29日、アメリカン航空は羽田=ニューヨーク(JFK)線に就航した。同路線は羽田空港再国際化後の深夜時間帯に開設されたもので、その後の運休期間を挟んで、今回再開となった。
現在、同路線を毎日2往復運航しているJALとはジョイントベンチャーを通した共同運航を行なうため、両社合わせると1日3往復の体制に。またアメリカン航空の羽田発着路線としては毎日2往復するロサンゼルス線、1日1往復のダラス・フォートワース線と合わせて、1日4往復で北米とを結ぶことになる。
運航機材はビジネスクラスとプレミアムエコノミーを搭載した3クラス273席のボーイング777-200ER。ニューヨーク行きAA168便は16時30分発で現地に16時35分到着、羽田行きAA167便はニューヨークを11時25分に出発し、翌日14時30分に羽田へ到着する。なお、ニューヨーク発の初便は現地6月28日発だった。
アメリカン航空は羽田=ニューヨーク(JFK)線を運航する唯一の米系航空会社で、今回の路線開設の背景には、インバウンドを中心とした非常に高い路線需要がある。
午前発と夜発の2往復を運航するJALと合わせた1日3往復の運航により、出発時間帯の選択肢が広がったことに加え、双方の乗り継ぎ便を利用したネットワークの拡大など、ジョイントベンチャーの強化にも弾みがつくと期待されている。
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