ジェット旅客機のAPUの排気口は胴体後端に開口しているイメージがあるが、例外もある。
胴体後端に開いている穴がAPUの排気口。現代のほとんどの旅客機は同じように胴体後部にAPUを装備している。
胴体後端に中央エンジンを装備したトライスター。三発機ではAPUは別の場所につけなくてはならない。
JALの最初のジェット旅客機DC-8や、ライバルの707、コンコルドにはAPUが装備されていなかった。
727はメインギア格納部付近にAPUを装備したが、JALはわざわざ外させたことで後悔したこともあった。
中央エンジンを垂直尾翼につけたため他機同様にAPUを装備できたはずのDC-10も、その排気口は見えない。
胴体後部を折り曲げたDC-10。内部に中央エンジン点検用のハシゴが見える。APUは隔壁のさらに前に装備した。
手前がDC-10で、右水平尾翼下の胴体にAPUの排気口が見える。こんなところについていたのだ。
トライスターのAPUも、DC-10と同じく水平尾翼付近の胴体にあり、下からは排気口を見ることができた。
双発機のMD-90のAPU排気口は右エンジン取付部の上にある。胴体後端は緊急脱出経路になっているからだ。
貨物専用機An-124のAPUは、右ランディングギアを収めたスポンソン後方のフェアリング内にある。
TOP連載一覧APUの排気口、三発機では意外な位置に~ 連載【月刊エアライン副読本】