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まるで神殿のような飛行神社の拝殿。
住宅街の一部に溶け込んでいる飛行神社の入口。
手前の西洋神殿風の建物が拝殿。奥に社殿がある。
(1)(2)神殿風の拝殿にはステンドグラスが。二宮忠八が飛行原理の考案にあたって参考にした玉虫とトビウオがデザインされている。(3)社殿には「饒速日命(にぎはやひのみこと)」を祭る第1殿(中央)、航空事故の殉難者や航空業界に功績を残した人を祭る「祖霊社」(右)、大日本製薬に勤めた二宮忠八の薬学界における功労者を祭る「薬光神社」(左)が並ぶ。(4)駐車場に向かう通路も飛行機にまつわる装飾が施されている。
社殿の隣に佇む稲荷。
航空自衛隊のF-104Jに搭載されていたエンジン、「J79-IHI-11A」を展示。航空自衛隊から借り受けて展示している。
こちらは1983年に大阪府岸和田市で引き上げられた零戦の機種部。
(1)手水に浮かべるための「ぷにゅ丸くん」。ANA、JALのほか、参拝者が自由にデザインできる無地を用意している。(2)手水舎にも二宮忠八が設計したカラス型飛行器と玉虫型飛行器がデザインされている(3)訪れた際には、キャセイパシフィック航空、アシアナ航空、スプリング・ジャパンをデザインした機体が浮かんでいた。
(1)授与所には御守などが並ぶ(2)航空安全祈願、合格祈願など御守の種類は多い。懐中に忍ばせやすいカード型も人気だ。(3)自衛隊員の参拝者も多く、任務遂行守も授与している。(4)フライトタグ型の御守も。縁起のよい奇数を組み合わせた滑走路で、社殿の敷石もほぼ同じ角度に並べているという。
(1)(2)オリジナル御朱印帳の表面と裏面。「飛」の文字をデザインしたものと、拝殿と玉虫型飛行器をデザインしたものの2種類を用意。(3)御朱印も複数用意しており、写真は切り絵のデザインのもの。(4)こちらは創建110周年を記念した特別デザインの御朱印。(5)ANAとコラボレーションした御朱印帳。ANA版と飛行神社頒布版の2種類があり、写真はもちろん後者だ。
(1)一見ただのダジャレのようにも見える「神飛行機おみくじ」。(2)おみくじ自体は役に立つアドバイスが書かれてた普通のもの。(3)神飛行機おみくじを紙飛行機にする折り方の一例が掲示されている。(4)紙飛行機となったおみくじを奉納するための鳥居が設置されている。こちらへ願いを込めて飛ばそう。
飛行神社奉賛会の会長で、朝日航空 代表取締役社長の庄島広孝さん(左)と、飛行神社 宮司の友田享さん(右)。
飛行神社内にある資料館。
ゴム駆動のプロペラで飛ばしたカラス型飛行器。
カラス型飛行器の完成後、有人飛行を目指して開発を進めていた玉虫型飛行器。2023年4月に、日本航空宇宙学会の第1号航空宇宙技術遺産に認定された。
飛行神社における「飛行」の概念は広く、ロケットやドローンに関する祈願も依頼がある。
資料館の奥にある「飛行文庫」には、数多くの模型が並んでいる。すべて、ある1名の方からの寄贈品とのことだ。
文庫にある書籍には貴重な本も多い。
飛行神社初期の航空殉難者に関する展示。初めて祭られたのは海外で殉難した日本人だった。民間航空に携わる従事者を祭った点も特筆される。
安全や合格を願いに多くの航空業界関係者や航空業界を目指す人が参拝に訪れる。