連載

宇宙を感じさせるコスモポート 種子島空港

【連載】ニッポンの空港

文:柏博幸
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JAXAの宇宙センターがあることから、離島ののどかな印象とは対照的に、
JAXAの宇宙センターがあることから、離島ののどかな印象とは対照的に、「コスモポート種子島」という愛称が付けられている。ジェット化されており、繁忙期にはジェイエアが伊丹線も運航する。

新空港誕生で施設も近代化

 2006年3月、旧空港から移転する形でその約8km北東に開港した。新空港への移転に伴い滑走路は全長1,500mから2,000mへ拡張され、ILSも設置。薩南諸島の中では徳之島空港と奄美空港に次いで3番目のジェット化空港となった。
 日本エアコミューターの定期路線である鹿児島線に加えて、繁忙期にはジェイエアが伊丹線をE-Jetで運航している。
 種子島には宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センターがることから、空港の愛称は「コスモポート種子島」と名付けられている。
 旅客ターミナルの外観は美しい曲線が特徴で、屋上は展望デッキとして解放。館内には飲食店と売店のほか、宇宙に関するJAXAの展示コーナーもある。また管制塔のある建物の隣には空港建設記念碑が目印の展望所があり、空港全体を見渡すことができる。

種子島空港 DATA

種子島空港 DATATNE/RJFG

標高:234.1m
面積:111ha
運用時間:8:30-18:30
滑走路:RWY13/31 (2000×45m)
着陸回数:2018年度 2千回(国内2千回・国際0回)、2019年度 1千8百回(国内1千8百回・国際0回)、2020年度 1千4百回(国内1千4百回・国際0回)
乗降客数:2018年度 9万人(国内9万人・国際0千人)、2019年度 8万6千人(国内8万6千人・国際0人)、2020年度 4万2千人(国内4万2千人・国際0人)
貨物取扱量:2018年度 115t(国内115t・国際0t)、2019年度 114t(国内114t・国際0t)、2020年度 119t(国内119t・国際0t)
就航会社:JAC
ターミナルビル、貨物施設の運用会社:種子島空港ターミナルビル株式会社
所在地:鹿児島県熊毛郡中種子町
供用開始日:2006年3月16日( 旧空港の供用開始は1962年)
種別:地方管理空港
設置管理者:鹿児島県

※ この記事は月刊エアライン2022年5月号特集「ニッポンの空港」を抜粋・再編集したものです。

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