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受け入れ準備は万全、トキエアの就航なるか!? 佐渡空港

【連載】ニッポンの空港

文:阿施光南
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乗客9名のアイランダーに対応したコンパクトなターミナル。
乗客9名のアイランダーに対応したコンパクトなターミナル。定期便就航時には売店もあった。

 1958年に開港し、これまで富士航空、日本国内航空、横浜航空、日本近距離航空、新中央航空、旭伸航空、そして新日本航空が新潟線を開設しては撤退していった。現在は定期便の就航はない。もともと離島路線は採算が厳しいが、新潟では市内から約1時間で佐渡を結ぶジェットフォイルが運航されているため、市内から離れた空港からの航空便は苦戦を強いられる。
 それでも、新潟を拠点に2月に就航したトキエアが新潟=佐渡線の運航も計画。現時点で具体的な予定は発表されていないものの、新潟県ではターミナル施設の増設や誘導路の拡幅を行なうなど受け入れ体制を強化している。

佐渡空港DATA  SDS/RJSD

標高:22.9m(22.88m)
面積:14ha
運用時間:8:45-17:15
滑走路:RWY10/28(890×25m)
着陸回数:2018年度 96回(国内96回) 2019年度 151回(国内151回) 2020年度 81回(国内81回)
所在地:新潟県佐渡市
供用開始日:1958年11月7日( 新潟空港の場外飛行場として)
種別:地方管理空港
設置管理者:新潟県

※ この記事は月刊エアライン2022年5月号特集「ニッポンの空港」を抜粋・再編集したものです。

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