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圏央道 大栄JCT~多古ICが2026年11月7日開通、成田空港至近のインターチェンジを含む区間
成田国際空港至近に位置する圏央成田ICを含む、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の大栄JCT~多古ICが、令和8年11月7日15時に開通する。この開通により、新生成田市場への所要時間が短縮され、農水産物の輸出への貢献や農水産業の活性化に寄与する。
国土交通省 関東地方整備局と東日本高速道路 関東支社は、整備を進めてきた首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の大栄ジャンクション(JCT)から多古インターチェンジ(IC)までの区間を、11月7日(土)15時に開通すると発表した。本区間は成田国際空港至近の圏央成田ICを含む路線である。
開通するのは、千葉県成田市吉岡に位置する大栄JCTから、千葉県香取郡多古町喜多に位置する多古ICまでの延長9.1km。暫定2車線で、この区間内に圏央成田ICと多古ICが開通する。
成田空港においては、B滑走路の延伸やC滑走路の新設、旅客・貨物取扱施設の再編等を一体的に推進する「成田空港第2の開港プロジェクト」が進められている。
なかでも貨物の取り扱いに関しては、空港敷地に分散している国際航空物流機能を集約する「新貨物地区」を整備し、2030年代初頭の供用開始を目指す方針を掲げている。
この新貨物地区は、今回開通する圏央道に近接した空港東側エリアに計画されており、圏央成田ICとも至近の位置関係にある。将来は新貨物地区に直結するインターチェンジの整備も予定されるなど、圏央道と新貨物地区は位置的に密接に結びついている。
今回開通する圏央成田ICをはじめとする圏央道のネットワークが形成されることで、陸上輸送と航空貨物輸送の連携が強化され、東アジアの貨物ハブ空港を目指す成田空港の物流機能向上が期待される。
また、この開通により、農水産物の輸出への貢献も期待される効果として挙げられる。成田空港の隣接地には、農水産物の加工と輸出手続きを場内で完結できるワンストップ輸出拠点機能を備えた成田市公設地方卸売市場(新生成田市場)が2022年1月に開場した。今回の開通により、大栄JCTから新生成田市場までの所要時間が約13分から約6分となり約7分短縮。旭市から新生成田市場までの所要時間も約61分から約55分となり約6分短縮し、アクセス性が向上する。
今後、圏央道の大栄JCTから松尾横芝ICまでが全線開通すると、山武市から新生成田市場までの所要時間が約26分短縮し、更なるアクセス性の向上が見込まれる。これらにより、空港と高速道路から近く食品の流通に最適な市場へのアクセスが向上し、農水産業の活性化に寄与する。