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旭川空港、空の日前夜祭「滑走路でPHOTOバスツアー」を開催
9月6日に行なわれた「空の日」前夜祭の空港ナイトバスツアー。参加者たちは、灯火が輝く幻想的な夜の滑走路で旭川空港の魅力をさらに深く知ることとなった。当日の記念写真撮影を担当した車川浩司氏のレポート。
文:車川浩司
写真:車川浩司
最終便を見送った後のRWY16/34で
9月6日、旭川空港で「空の日」を前にした特別企画「滑走路でPHOTOバスツアー」が開催された。
最終便の出発を見届けた後、バスはRWY16側へと進入し、参加者はまっすぐに伸びる滑走路灯とライトアップされた滑走路番号「16」を背景に記念撮影。
記念撮影の後には自由撮影の時間が設けられ、参加者は思い思いに滑走路に向けてカメラを構えたり、座り込んでみたり、普段は立ち入り禁止の場所に立つ非日常感を味わいながら、「本当にここにいていいのだろうか」と、皆が特別な瞬間を心に刻んでいる様子が窺えた。

北海道エアポートによる灯火解説やデモンストレーションも
その後、バスは滑走路上を走行してRWY34側へと移動。ここでは、空港を管理運営する北海道エアポートによる灯火の解説とデモンストレーションが行なわれ、灯火が昼間モードで点灯されると広大な滑走路を鮮やかに彩り、参加者からは思わず歓声が上がった。
今回のツアーで、月明かりに浮かぶ夜空と整然と並ぶ灯火が織りなす幻想的なコントラストを体験できたのは、北海道の大自然に囲まれた旭川空港ならではの風景によるものといえる。
「空の日」は航空への理解や親しみを広げることを目的に全国の空港で催されているが、旭川空港でのこのバスツアーはその理念を体現するものであり、地域の人々と空港を結びつける貴重な場となった。


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