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豊中つばさ公園の整備工事、2025年4月末の状況。ヒコーキ撮影の名所、千里川土手の環境は
2025年8月に一部開園が予定される「豊中つばさ公園“ma-zika”」。その公園の詳細、そして整備工事のため千里川土手の片岸が閉鎖されたことを、1月にレポートした。その後、撮影環境や公園の整備状況はどう変化したのか。竹信カメラマンが4月末に再訪した。

木々の成長にフェンスの設置…撮影時の障害物が増えた千里川土手
ゴールデンウィークも後半戦。「これから伊丹で飛行機撮影三昧!」と考えている人も多いのではないかと思う。前回の記事で千里川土手の工事開始の状況をお伝えしたが、連休前、進捗状況を確かめに再度現地を訪れた。
現状で撮影可能な場所は、前回お伝えしたときと変わっていない。千里川土手について、計画では親水護岸が整備される予定になっているが、こちらの工事についてはまだ始まっていない模様だ。千里川土手の滑走路側は引き続き閉鎖されているが、対岸についてはこれまで通り撮影が可能だ。

ただし、進入灯を挟むように木々がかなり成長しており、滑走路を見渡せる場所は限定的だ。また土手の滑走路側には一部工事用のフェンスが張り巡らされており、撮影時には2段から3段程度の脚立などがあったほうが目線はクリアになる。撮影で訪れる予定がある人は参考にして欲しい。


そして気になる、肝心の豊中つばさ公園の整備状況
さて、公園整備のほうはと言うと、こちらは着々と工事が進んでいる。公園の中核施設と思われる建造物がいよいよ形になってきた。ちょうど進入灯の西側に、東の方向を向いて建設されており、これまでにはない角度から飛行機の着陸を眺めることができそうだ。公園の共用開始は8月と予告されており、完成が楽しみである。


公園の工事に伴って、周辺の木々が広い範囲で伐採されており、これまで見えなかったポイントから着陸機を眺めることもできるようになった。公園整備が完了すると、また状況が変わる可能性があり、まさに工事中のいまだからこそ撮れるポイントだ。千里川土手に限定せずに周辺を散策して、自分だけの撮影ポイントを見つけるのも楽しいのではないだろうか。
※豊中つばさ公園「“ma-zika”」の完成予想図などは、1月の記事に掲載している。合わせてご覧いただきたい。


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