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スカイマーク、ボーイング737 MAXに無料の機内Wi-Fi。Intelsatの最新アンテナを採用
2026年から導入予定の737 MAX 8および737 MAX 10で、スカイマークでは初めて機内Wi-Fiを提供する。
文:本誌編集部

スカイマークは、2026年から導入予定のボーイング737 MAX 8および737 MAX 10において、機内Wi-Fiサービスを提供することを発表。Intelsat社の電子走査アレイ(ESA:Electronic Steering Array)アンテナを搭載し、無償で提供する。
スカイマークの737 MAXシリーズは、現在同社で運航されている737-800の後継機として、2022年に導入を発表した。737 MAX 8×6機をリースで導入するほか、737 MAX 8と737 MAX 10各3機(それぞれ確定2機+オプション1機)の購入契約をボーイングと締結している。リース分の導入は2025年度第4四半期(2026年1〜3月)以降、購入機の導入は737 MAX 8が2026年度、737 MAX 10が2026〜2027年度を予定している。
737 MAXシリーズに搭載されることになったIntelsat製のESAアンテナは、従来型のアンテナと比較して薄型・軽量化。機体の空気抵抗が低減されたことにより運航コストを抑制できる。また、地球から約160~2,000km上空の軌道を周回する低軌道(LEO)衛星、および約36,000km上空の軌道を周回する静止軌道(GEO)衛星の両方を使用するため、高速かつ安定性の高いインターネット接続が可能になる。
機内Wi-Fiサービスの詳細については、後日発表されるとしている。
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