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中部国際空港の新滑走路着工へ、2028年供用開始を目指す

中部国際空港は、代替滑走路事業の施設変更許可をうけ、空港の24時間運用と継続的な運航の実現へ向けて進展する。

文:本誌編集部
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中部国際空港代替滑走路事業概要

 国土交通省航空局は2月17日、中部国際空港の代替滑走路事業に関する施設変更を許可した。これにより、事業主体である中部国際空港は、代替滑走路の現地着工を進めることが可能となった。今回の許可は、同社が航空法第43条に基づき申請していた空港施設の変更について、所定の審査を経て正式に認められたものとなる。

 計画によると、新たに整備される代替滑走路は全長3,290m、幅45m、現空港用地内の誘導路を転用して整備される。整備内容には、滑走路のほか、航空灯火などの関連設備が含まれる。供用開始は2028年3月31日を予定している。

 この代替滑走路の整備により、現滑走路の大規模補修時においても空港運用が継続できるほか、24時間運用が実現など、中部国際空港の機能強化が期待される。また、施設変更に伴う制限表面の変更についても同日付で告示された。

中部国際空港は、代替滑走路事業の施設変更許可をうけ、空港の24時間運用と継続的な運航の実現へ向けて進展する。

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