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参加11チームのうち頂点に立ったのは、成田空港から新入社員枠で参加したチーム名「MAYU☆HARU」のおふたり。
羽田空港の格納庫「JALメインテナンスセンター2」にて、「第10回グランドハンドリングコンテスト」が開催された。
予選を勝ち抜いた8チームと、決勝から参加する特定技能社員枠3チームの計11チームで競う。
ベルトローダーを使用しての「カーゴチャレンジ」。大中小の異なるサイズ、あるいはさまざまな形の貨物について、コンテナに積む時間や技術を競う。
競技では、ルールブックに記載されている通りの搭載方法になっているかなどが、厳しく審査される。制限時間は6分だ。
作業者間でのコミュニケーションがとれているかも、大事な審査対象になる。
第2の競技は、TT車を使用しての「アヒルチャレンジ」。
TT車で引っ張るカート内の風呂桶に張られた水の減りを測定する。写真は、何ミリ溢れて減ったかを測定する審査員。
制限時間3分の運行前点検も重要な審査対象項目だ。
発進時などにも指差呼称がしっかりとできているか、審査員の厳しい目が光る。
実際の空港内ではあり得ないが、白い板を障害物に見立ててカートに振動を与えないように走行する。
コースを逸脱すること、コースを示す車輪止めに接触することがないように慎重に運転する。2名が交代で運転し、制限時間は4分。タイムプレッシャーもある。
マウントも仕掛けてあり、より慎重な走行テクニックが要求される。
今回優勝した「MAYU☆HARU」チームは、息ぴったり指差呼称で会場の雰囲気を一気に沸かせ、的確かつ丁寧、元気はつらつな姿勢で、堂々たる優勝を勝ち取った。