あいち航空ミュージアム、クリスマス＆年末年始イベントと「二宮忠八」パネル展を開催

　あいち航空ミュージアム（愛知県西春日井郡豊山町）は、12月21日（土）からクリスマスと年末年始の特別イベントを開催する。三菱名古屋吹奏楽団によるクリスマスコンサート、ブルーインパルスや最新の旅客機を体験できるシミュレーターなど、多彩なプログラムが用意されている。

　コンサートは、12月21日13時30分から2時30分まで、同ミュージアムの1階フライングボックス前ステージで行なわれる。12月26日から2025年1月13日までの間は、あいち航空ミュージアムでは2つのフライトシミュレーター体験が楽しめる。ブルーインパルスの第6代飛行班長、吉田信也氏監修のシミュレーターでは、4機編隊でのダイヤモンド隊形の曲技飛行が体験でき、最新の大型旅客機シミュレーターではパイロット気分を味わいながら空港への着陸を目指す。

　また、12月26日から2025年3月31日まで、ミュージアムで「二宮忠八の飛行器展」をテーマにしたパネル展示を開催。二宮忠八はライト兄弟に先駆けて飛行機の原理を考案した可能性があり、その功績を8枚のパネルで紹介する。

　航空科学博物館などからも資料を借用するほか、「飛行神社」（京都市八幡市）所蔵の「烏型飛行器」や「玉虫型飛行器」の模型の特別公開も。さらに、2025年3月22日には、飛行神社の宮司である友田 亨氏を招いた特別講話も行われる予定だ。