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「山陰の翼」を支えて60年。 米子鬼太郎空港 羽田線就航60周年記念式典にルーク・オザワ氏も登場!
10月1日、ANAの米子=羽田線が就航60周年を迎えた。これを記念して10月5日に米子鬼太郎空港で式典を開催。記念講演にはルーク・オザワ氏も登場した!
1964年、F27フレンドシップから始まったヒストリー
10月5日、ANAによる米子=羽田線の就航60周年を記念した式典が米子鬼太郎空港(以下:米子空港)で開催された。式典には平井伸治 鳥取県知事、ANAホールディングスの平澤寿一 代表取締役専務執行役員などが出席した。
挨拶に立った平井知事は、1964年に44人乗りのフォッカー F27 フレンドシップを用いて1日1往復で運航が開始された路線も、現在では1日6往復となり、利便性と輸送力が飛躍的に向上したことなど、山陰と首都圏を結ぶ翼を60年に渡り守ってくれたことに対する感謝が伝えられた。
また平澤専務は、就航前は列車で16時間半かかっていたルートを2時間に短縮できたのは画期的な出来事であったことを紹介し、今年からボーイング787の投入を再開するなど、これからも地域を結ぶ翼であり続けることへの決意を表明。その後、出席者による記念のくす玉開きが行なわれた。
ルーク・オザワ氏×ANA客室乗務員&鳥取県職員の金井塚さんによるトークショーも
そして午後からは、ルーク・オザワ氏による60周年記念トークショーを開催。ANAのCAとして勤務しながら鳥取県職員として「ウエルカニアンバサダー」を務める金井塚 千秋さんとの対談形式で行なわれた。
このトークショーのために山陰だけでなく、東京や陸路で宮崎からやって来た人もいたとか。100席用意された客席だけでは収まりきらず、立ち見も出るほどの盛況だった。
トークショーでは、ルーク氏がこれまでに米子空港で撮影してきた作品や、米子からANA便で行くことができる空港の写真など115点を披露。さらに金井塚さんからは、これまでに乗務したことのある機材、これから乗務してみたいA380の話などがあり、ふたりの軽妙な会話で1時間のステージはあっという間に感じられるほどに盛り上がった。
最後にルーク氏から地元のアマチュア写真家に向けて「米子空港は名峰大山とヒコーキをともに撮影できる貴重な場所。これからも四季の移ろいを意識しながら撮影してほしい」とアドバイスが送られた。
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