X Facebook LINE
2024年から運航がスタートした、777-300ERの後継機、A350-1000。現在は羽田=ニューヨーク(JFK)線、ダラス・フォートワース線、ロンドン・ヒースロー線に投入されている。
2006年にデリバリーされた、機齢18年のJA736J。この日はシドニーから到着したばかりだったが、再び同じ地へと向かう。
JALではこうした非常口座席やバルクヘッド席(前方が壁の座席)は「有料事前座席指定」サービスで追加料金を払って予約可能なほか、マイレージ上級会員なら無料で指定できる。予約のない座席にはプラカードが置かれ、他の席の人が勝手に移動することを防いでいる。
食事の前に、おつまみの提供。ラウンジでそこそこ飲んだ筆者は、ここではスカイタイムをいただくことに。
1食目のメインは和食(大麦ごはんの彩り三色丼)または洋食(チキンのペンネ 白みそ野菜ソース)の2択。筆者は前者を選択した。サイドメニューは共通で、小海老と帆立の餡かけ大根、ほうれん草 しめじ さつまいもの卯の花、蓮根とパプリカのピクルスだ。それとは別に味噌汁もいただく。
食後のデザートはハーゲンダッツのアイスクリーム、バニラ味。JALオリジナルデザインのものだ。
最前列の個人用モニターは肘掛け下から引き出すスタイル。左の肘掛けには充電用のUSB-Aポート、右にはモニターのコントローラーが備わり、さらに座席の下にはユニバーサル電源(隣席と共用)も装備されている。
2回目の機内食は、ベーコンにスクランブルエッグ、ポテト、温野菜、さらにパンとヨーグルト、デザートとしてフルーツがついた洋朝食。筆者好みの朝食で、日本時間の真夜中という時間ながら、あっという間に平らげてしまった。
どこまでも続く空、その向こうにある水平線から太陽が上る。何度見ても感動する絶景だ。
降下中には朝のシドニーの街並みを一望できた。写真中央付近が街の中心部で、そのすぐ左手にはハーバーブリッジやオペラハウスなどが見える。
続いてシドニー国際空港付近を通過した。長短2本の平行滑走路と横風用の滑走路を擁するオーストラリアの玄関口。写真中央、滑走路が交差する場所の左に見えるのが国内線ターミナル、下に見えるのがこれから到着する国際線ターミナルだ。
長旅を終え、翼を休めるJA736J。この後は2時間ほどで、再び羽田へ向けて折り返してゆく。