ストックホルムという自分への「静かな」クリスマスギフト
まもなくクリスマスですね。
編集部のある東京の華やかな喧騒も素敵ですが、
自分を慈しむ「静寂」の中で過ごす時間もまた、この季節ならではの魅力です。
その点『航空旅行 vol.51』で訪れたスウェーデン・ストックホルムは、
心からリラックスできる時間を過ごすのに最高の場所でした。
文:『航空旅行』編集部
写真:『航空旅行』編集部
冬のストックホルムはきっとこんな感じ
2025年1月に開設された、ANAの羽田〜ストックホルム線。これまで少し遠く感じていた北欧の「水の都」が、この直行便の誕生により、一本の翼で結ばれる身近な存在になりました。『航空旅行 vol.51』の取材で訪れたのは5月末、白夜に向かう夏の入り口でしたが、冬のいまはまったく別の、幻想的な表情を見せているはずです。
極夜が近づくスウェーデンの冬、街を照らすのは太陽ではなく、家々の窓辺に灯る「アドベント・スター」と呼ばれる星形のランプです。暗い冬を温かく過ごそうという北欧の人々の知恵が、街全体を優しい光の連帯で包み込みます。石畳のガムラスタンを歩き、スパイスの効いたホットワイン「グロッグ」で体を温め、雪を眺めながら静かに「フィーカ(お茶の時間)」を愉しむ――。そんな「何もしない贅沢」こそが、大人のクリスマスの醍醐味です。
ところで皆さん、この冬休みのご予定はもう決まっているでしょうか? しんしんと降り積もる雪のように、心に静かな充足を蓄える。忙しい一年を駆け抜けた自分への最高のギフトを、ANAの直行便で見つけに行くのも良さそうです。ぜひ、ANAの欧州新3路線を特集している『航空旅行vol.51』も参考にしてみてください。
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