カラダ楽々、ANAエアバスA380「ANA COUCHii」のフライトレポート
自由な体勢で少ない疲労
前述のようにNH183便はデイフライトであるが、せっかくのカウチシートだから眠らなければもったいない。チキンカレーをメインとした1食目の機内食サービスが終わると、睡眠不足も手伝っていい感じに眠くなってきたので、さっそく横になった。
カウチシートは横になって休めるだけではなく、身体を起こしている時も姿勢の自由度が高いため、手や足を動かしたり伸ばしたりすることが容易で、これもまた大きなメリットであるように思われた。成田に到着した際も身体が固まった感じがせず、国際線に乗った後とは思えぬほど疲れが少なかったのである。
こうして数時間の仮眠をとるうちに、早くも成田まで1時間40分となり、機内では2食目としてクロワッサンサンドイッチとヨーグルト、チョコレートが入ったボックスミールが配られた。フライトマップ上の機影はかなり本州に近づいている。機内食を食べ終わってまもなく、NH183便はスピードブレーキとフラップを展張して減速と降下を開始。九十九里海岸を越えれば成田まではもうすぐだ。
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