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【シンガポールホテル探訪】オーチャード地区で存在感を放つ「パンパシフィック オーチャード」

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テラスの開放感に驚き! エコフレンドリーな客室

 全347室のうち今回宿泊したのが「ビーチ テラス バルコニー キング(SGD490〜)」の客室。インテリアは機能的で開放感があふれ、30平米とは思えないほど! 客室も、どこまでもエココンシャス。自然の光をたっぷりと取り込む低放射率コーティングガラスと二重ガラスが組み合わされることで、室内温度が摂氏2度ほど低く保たれ省エネに。
 客室の中で特筆すべきはプールに張り出したテラス! 眼下に広がるビューに、思わず感嘆の声が漏れてしまった。

room
ベッドルームとバスルーム、テラスがシームレスに繋がるインテリアで、広く感じられる。すべての客室とパブリックエリアに人感知センサーが設置され、温度、照明、電源の制御が行われる。室内浄水器やリサイクル用ごみ箱があり、ゲストも自然とエコフレンドリーな行動ができるようになっている。

コンセプトが個性的! レストラン、バー、ラウンジも充実

 レストラン、バーでの体験も忘れ難い。“morsel =ひと口”という言葉からインスパイアされたシグネチャーレストラン「モセラ」では、地中海各地の多様な味が、モダンなセンスで再構築されている。
 ガーデンテラスに位置するシャンパン&オイスターバー「フローレット」は、古代ローマの花の女神にちなんで命名されたとか。さらに同じフロアにある「パシフィック クラブ ラウンジ」は、クラブフロアとスイートのゲストのみの特別な空間だ。
 今後もシンガポールらしい高層のトロピカルホスピタリティの代表格として君臨し続けるであろう「パンパシフィック オーチャード」。都市にいながらにして自然を感じられる滞在を満喫してはいかがだろうか。

live cooking
朝食や昼食時には世界各国の料理が並び、”ファーム・トゥ・テーブル”のアプローチによるライブ・クッキング・ステーションが充実。
club lounge
ジャズが流れる心地よい空間で、牡蠣などをつまみながら、南国のフルーツが用いられたカクテルを満喫。
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「パシフィック クラブ ラウンジ」は、朝食、アフタヌーンティー、イブニングカクテル、夕暮れ時のカナッペなどが1日を通して利用でき、専用のチェックインエリアや午後4時までのレイトチェックアウトなどパーソナルな体験が約束される。
取材したシンガポールの素敵なホテル、3軒目は2023年6月に開業した「パンパシフィック オーチャード(Pan Pacific Orchard)」です。 このホテルは何より外観が特徴的!4つのスカイテラスが目を惹きます。 緑と建築が融合されたホテルの魅力を探ってみましょう。