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パリ五輪開幕直前!エールフランス航空のエコノミークラス研究

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エコノミークラスでもシャンパンが飲める

 機内食はパリ到着までに2回提供されます。1回目は離陸してから1時間後くらいに、2回目はパリ到着2時間前くらいからサービスが始まり、1回目の機内食はメインディッシュを2種類(和風および洋食)から選ぶことができます。メニューは個人用モニターで確認することができます。日本路線では味噌汁のサービスがあるのも嬉しいサービスです。
 またエールフランス航空といえば、エコノミークラスでも飲み物でシャンパンが選べるのが売りの一つです。エコノミークラスだと、そもそも泡系のアルコールはないことが普通で、あってもスパークリングワイン(シャンパンではない)であることが多いのですが、ここはさすがフランスのエアライン、本物のシャンパンです。チーズもフランス産にこだわっています。
 ちなみにパリ発の機内食は、赤身肉、鶏肉、乳製品および卵は100%フランス産で、持続可能な漁業から生産された食材が使われています。ヨーロッパの人々は特に環境へ対する意識が強いイメージですが、フランスも例に漏れずで、ナイフやフォークなどのカトラリーも脱ブラスチック、木製になっています。

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木製のカトラリーには、環境問題へ対するエールフランスの意識の高さが窺えます。ただやはり、ナイフの切れ味は金属に比べると劣ります。

「LIGHT」は安いが預け手荷物は含まれていない運賃

 あと、エールフランスを利用する際に注意したいのは運賃の種別です。エコノミークラスの航空券は「LIGHT」「STANDARD」「FLEX」といった具合に種類が分かれているのですが、もっとも安い「LIGHT」の航空券では、預け手荷物は含まれていません。現地0泊のような弾丸応援ツアーならこれでもいいかもしれませんが、通常はスーツケースを持って行く旅になると思いますので「STANDARD(預け手荷物1個無料)」以上がおすすめです。ちなみに予約なしで出発当日に空港で預け手荷物を申し込むと、かなり割高です(現地通貨の価格を日本円に換算するので円安の今はなおさら高いです。1万5000円くらいでしょうか…)。
 座席指定も、いち早く降機できるキャビン前方や、足元が広い非常口前などを指定する場合は有料になります。通路側など、希望の席を確保したければ、チェックインが始まる出発30時間前からは無料で指定できるので、このような予約管理をどこからでもアクセスできるよう、スマホにエールフランスのアプリを入れておくことをおすすめします。
 そのほか、小さな子供連れで渡航するときは、これは他社でも同様のサービスがありますが、バシネットやチャイルドミールなどを活用したいですね。お子様および赤ちゃん向けメニューはすべてオーガニック食材で作られています。またベビーカーは無料で預かってもらえます。
 

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再利用可能でリサイクル可能な柔らかい素材で作られた犬のぬいぐるみプレゼントは、2歳未満の乳幼児が対象です。
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子供向けおもちゃも、年齢に合わせて各種用意しています。
いよいよ26日から、パリオリンピックが始まりますね。 現地まで応援に行く方もいらっしゃると思いますが、日本〜パリ間でもっとも多くの直行便を運航しているのがエールフランス航空(以下、エールフランス)です。 今回はこれから搭乗する方にはぜひ役立てていただきたく、エールフランスのエコノミークラスについて、そのサービスを調べてみました。

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