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ヴァージン・アトランティック、ボーイングと提携し787に高速Wi-Fi導入へ

ヴァージン・アトランティック航空は、ボーイングと協力し787機全機でストリーミング対応の高速Wi-Fi導入を進める。

文:本誌編集部
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 ヴァージン・アトランティック航空は、ボーイングと提携し、同社が保有するボーイング787型機全機に高速・高品質の機内Wi-Fiを導入する。両社は10月15日、ロンドンで開催された「MRO Europe」でこの契約を発表した。

 本アップグレードにより、機内で動画ストリーミングにも対応する高速インターネット環境が実現する見込みだ。ボーイングは今回の改修で、電子走査式アレイ(ESA)アンテナを搭載可能とする新型アンテナフェアリング「Boeing Aerodynamic Shroud」を装備。これにより、低軌道(LEO)および複数軌道の衛星ネットワーク接続をサポートする。

今回の導入により、ヴァージン・アトランティックは機内のデジタルサービスを強化し、快適な通信体験の提供を目指す。同社は持続可能な航空燃料(SAF)の活用や次世代機への更新を進めるなど、環境や技術両面でのイノベーションの推進を図る。詳細は同社公式サイトより確認できる