ユナイテッド航空、成田からモンゴル、台湾、パラオへ新規3路線。2025年夏就航

　ユナイテッド航空は、東京（成田）発着のネットワークを拡大し、2025年夏より、他の米系航空会社が就航していないモンゴルのウランバートル、台湾の高雄、パラオのコロールへの直行便を新たに開設することを発表した。

　この新路線の開設により、就航3都市から米国本土へ向かう利用者は、ユナイテッド航空の米国内5つのハブ空港行きの太平洋線に東京でスムーズに乗り継ぐことが可能となる。

　ウランバートルは、トナカイぞりやラクダレースといったアクティビティやドラマチックな景色などを楽しめる、アドベンチャーが好きな方に最適な場所として注目を集めている。モンゴルは2024年に前年比25％増の訪問者数となっており、新路線開設で日本人にとってもモンゴルへのアクセスを向上させるものとなる。就航日は2025年5月1日の予定。

　台湾の高雄は、近代的な都市景観や歴史的な港、美しい自然で知られており、自然や文化を楽しむアクティビティが豊富。同社は1日2便の台北＝サンフランシスコ間を運航しているが、成田経由の本路線の開設はそれを補完するものと位置付けている。高雄線は2025年7月11日の就航を予定している。