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竹信大悟カメラマン×本誌編集長が、大阪なんばへやってきた! 月刊エアライン11月号「関空30周年特集」記念トークショーを開催

関西国際空港の開港30周年を特集した月刊エアライン2024年11月号の発売を記念し、旭屋書店なんばCITY店にてトークショーを開催。11月号で活躍した竹信カメラマンと本誌編集長が、特集の裏話や関空との思い出などを語った。

文:ウォレンス雄太(本誌編集部) 写真:ウォレンス雄太(本誌編集部)
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11月号を買ってくださった方に、制作秘話などをお届け

 10月6日の午後、晴天に恵まれ多くの人でごった返す日曜日のなんばCITY。地下2階では、その熱気に負けない熱いトークが繰り広げられていた。

 9月4日に関西国際空港(関空)が開港から30周年を迎えたことを記念し、9月30日発売の月刊エアライン2024年11月号では「開港30周年を迎えた関西国際空港」と題した特集を組んだ。30周年の記念行事はもちろん、関空の歴史や現在の姿、関空を支えるさまざまな現場などを総力取材したこの特集。11月号の魅力をもっと知ってもらい、より楽しんでもらうために、今回多くの取材を担当した竹信大悟カメラマンと、本誌の山田編集長がなんばに駆けつけた。

 トークショーは旭屋書店なんばCITY店にご協力をいただき、同店で11月号を購入した方を対象に開催された。

トークショーの会場となった旭屋書店では、店頭にパネルを置いてイベントを告知。

トーク内容は今号の取材秘話から、関空との馴れ初めへ

 トークはまず今号の制作秘話からスタート。取材時期はまだ残暑が厳しかった8月末〜9月初旬だけあって、炎天下でのランプ撮影の苦労話などのほか、竹信カメラマンからは表紙の裏話を披露。「関空らしさを1枚に凝縮した写真」という編集長のオーダーに苦戦したが、結果として特徴的な第1ターミナル、管制塔、さまざまなエアラインが行き交う国際空港らしさ、そして手前に写る護岸や警戒船などの海上空港らしさを合わせた1枚が出来上がったという。

 また「警戒船が全部写った写真もあったのですが、それだと全体のバランスが崩れるため、あえて少しだけ顔を出しているカットを選びました」と、一番手前に写っている警戒船に隠されたこだわりも紹介した。

 そして、トークは関空との馴れ初めの話に写る。山田編集長からは「開港から間もない頃には、月刊エアラインの読者として賑やかな関空の新路線動向を誌面を通じて目にしていました。当時はスカイメイトを利用して飛行機に乗ることを楽しんでいて、まだ新しい関空を初めて訪れた日のことを思い出します。関空はアンセット・オーストラリア航空やブラジルのVASP航空など、東京では見られない会社が就航していたことも魅力的でした」というエピソードを紹介。会場には開港当日の模様を伝える月刊エアライン(1994年11月号)のほか、貴重な創刊号も持参していて、トークショー終了後に参加者の皆さんが間近で見ることができた。

JAL関西=ロサンゼルス線の就航30周年式典の取材秘話を紹介する竹信カメラマン。ガラス越しの撮影だったため、汚れていない部分とベストな立ち位置のバランスを取るのが難しかったという。背景には関空らしく、対岸のりんくうタウンの街並みを効果的に入れた。

竹信カメラマンの力作を賭けて! じゃんけん大会も実施

 今回は参加者へのちょっとしたプレゼントとして、一連の取材の中で撮影された竹信カメラマンの写真をプリントしたパネルを用意。表紙の写真、巻頭「KIX Scenes」で掲載したエールフランス機の離陸カット、そして誌面には採用されていない青空バックのPeach機のタキシングカットをラインナップ。じゃんけん大会を開催し、勝った人から順に合計3名に希望する写真を選んでいただいた。

 まずは全員と編集長がジャンケンをしたが、「いつもジャンケンでは負けるのに、今日だけはなぜか強い」という山田編集長を前に、ほとんどの人が早くも脱落。残った皆さんでジャンケンをしていただき、最終的に残った3名が竹信カメラマンの作品を見事ゲットした。

 また、惜しくも写真をゲットできなかった人を含め、参加者全員に表紙をオマージュした記念ステッカーもプレゼントしている。

竹信カメラマン渾身の写真のパネルを求めて、じゃんけん大会に挑む参加者の皆さん。
じゃんけん大会で勝ち抜いた3名にプレゼントされた写真パネル。
表紙をあしらった記念ステッカーは、参加した方全員にプレゼント。

月刊エアラインでは、今後もこうしたイベントを開催していきます!

 トークショーの終了後には竹信カメラマンのサイン会も実施。また短い時間ながら読者の皆さんとも交流ができ、おかげさまで盛況に終わった。

 月刊エアラインでは今後も、こういった読者の皆さんと交流できるイベントを増やしていきたいく計画だ。次はあなたの街にやってくるかも? 次回もお楽しみに! 今回のイベントにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

表紙や、自身が担当したページにサインをする竹信カメラマン。
関西国際空港の開港30周年を特集した月刊エアライン2024年11月号の発売を記念し、旭屋書店なんばCITY店にてトークショーを開催。11月号で活躍した竹信カメラマンと本誌編集長が、特集の裏話や関空との思い出などを語った。

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