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やはり空港での747の存在感は抜群。フランクフルトのZゲートは搭乗機を上から眺めることができる点も人気です。
フランクフルト空港のフライトインフォメーションボードは、旅情を誘う通称「パタパタ」式。これだけ大型の案内板が一斉に動く様子は圧巻です。
大きな4つのエンジンが窓から見られるって本当に贅沢ですね。
今回はプレミアムエコノミークラスでしたが、十分快適な空の旅を提供してくれました。インテリアは一見787と同じように見えますが、平らな天井形状が747のキャビンの広さを象徴しているようです。
この高い天井を見てください。非常口付近のこの「余裕」が747の密かな人気スポットにもなっています。
エンジンナセルのギザギザ(シェブロン)が最新型ジャンボであることを象徴しています。大きく綺麗な翼をしならせて優雅に飛ぶ747は、本当に美しいですね。
747や767、777ではパネル色がブラウン系で、737や787とは異なった配色です。4つあるスラストレバー、幅広のセンターぺデスタルは大型機の747ならではです。
ロシア上空を飛行できない現在、ヨーロッパから日本へのルートは中央アジア経由になります。紛争地帯付近の飛行は緊張を伴います。
747-400時代のCRTからLCDに進化したコクピットディスプレイは、太陽光線の下でも見やすく、より鮮明な表示が可能です。MCPやコントロールホイールを含め、とても「ボーイングらしい」コクピットですね。
元々旅客型は生産機数が非常に少なく、商業的には成功したとはいえない747-8。しかしボーイングが創り出した夢の傑作機は、他機種のパイロットからも憧れの視線を受けて、これからますますその魅力を増し、末長く人の心を惹きつける存在となるだろうと思います。