DHC-6のベースとなったDHC-3オッター。車輪をつけた陸上型のほか、フロートをつけた水上型、スキーをつけた雪上型など、さまざまなバリエーションがある。
通常型のATR42-600。これをベースにしたSTOL型のATR42-600Sが計画されトキエアも発注したが、期待されたほど需要がないということで昨年秋に開発が中止されてしまった。
同じ滑走路でも航空法の違いによって運航できなくなったYS-11に代わって導入された南西航空(現JTA)のDHC-6。現在は第一航空が同シリーズ機を粟国空港などに就航させている。
四発エンジンのプロペラ後流を主翼にあてて大揚力を発生し、600m滑走路でも運航できるようにしたDHC-7。大型機に見えるが、わずか54席はDHC-8-300やATR42とほぼ同規模だ。
STOL性よりも経済性を重視したDHC-8。機首はスマートになったが、基本的にはDHC-7の双発版と考えてもよい。日本でもQ100、Q200、Q300、そしてQ400までの各型が使われた。
TOP連載一覧経済性か機能性か、STOL機のジレンマ ~ 連載【月刊エアライン副読本】