連載
かつての最南端の空港で新石垣線が再開 波照間空港
【連載】ニッポンの空港
文:阿施光南
日本の最北の憧れが稚内空港ならば、最南の憧れは波照間空港だろう。波照間島は日本最南端の有人島であり、1972年に850mの滑走路を持つ臨時着陸場が完成。1975年に第3種空港となり、翌年にはその北側に現空港が完成した。
現在までに複数社が石垣線を就航したものの撤退。2015年には第一航空がDHC-6で就航する予定で新ターミナルビルも建設されたが、同社が粟国空港で起こした事故の影響により就航を延期。2024年1月22日にようやく就航した。月・水・土曜を中心に石垣島との間を結んでいる。
波照間空港 DATAHTR/RORH
標高:13.1m
面積:9ha
運用時間:8:00-18:00
滑走路:RWY02/20 (800×25m)
着陸回数:2018年度 19回(国内19回・国際0回)、2019年度 9回(国内9回・国際0回)、2020年度 6回(国内6回・国際0回)
所在地:沖縄県八重山郡竹富町
供用開始日:1976年5月18日
種別:地方管理空港
設置管理者:沖縄県
※ この記事は月刊エアライン2022年5月号特集「ニッポンの空港」を抜粋・再編集したものです。
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