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全長70.67m、全幅64.44m、全高19.4m(ホテル公称値)の巨体であるボーイング747-400の実機が、“庭に置いてある”というすごい光景です。
このように部屋から女王を眺められるのは、「747ビュー」の部屋を予約した人だけの特権です。Photo: Charlie FURUSHO
この距離から、それも自由に空の女王を眺められます。定期的に機内ツアー(有料)も開催されているようです。
機体の下だって入れてしまいます。747は土台の上に立ち、少し高さがカサ増しされているので、無理のない姿勢で見学が可能。
2015年、成田空港で撮影したKLM時代のPH-BFB。このころ、KLMジャンボは毎日見ることができる常連機でした。
撮影ポイントに向かう途中で撮影。この日の朝は南風運用。ポルダーバーンは着陸に使用されていて、主に空港西側(イギリスやアイルランド、北米など)から飛来する機体がやって来ました。
真横のスポッターカットが撮れる場所ですが、着陸機のためスラストリバーサー(逆噴射装置)が開いてしまうのが難点です。ちなみに写真の派手な機体は、アイスランドの新興LCC、プレイ。
ただし、ポルダーバーンは3,800mと着陸機には余裕の長さ、しかも離脱先の誘導路は滑走路の南端付近にしか存在しないため、逆噴射を使用せずに滑走してくる機体も稀にいます。
「Luchtvaart Hobby Shop」の外観。ロゴ入りの飛行船が目印です。
入り口から、床に滑走路風のペイント、両側の壁や天井に大量のモデルプレーンと、ヒコーキファン心をくすぐられる……いや、えぐられるレベルです。
店内の広さもそれなりですが、何より床から天井までぎっしりグッズが陳列されています。モデルプレーンを見ているだけでも1日終わってしまいそう。
店内奥にはDC-3のノーズセクションまで。編集部へのお土産にしようと思ったのですが(笑)、残念ながら販売用ではない模様。
フライトタグだけでもこのラインナップ。あまりの多さに、売り場の前でしばらく立ち尽くしていました。
最終的に選んだのは、KLMの777-300ERに施されている特別塗装「Orange Pride」(写真右下)がモチーフと思われる、ザ・オランダという感じのフライトタグ。
ポルダーバーンの「SpottersPlaats」。柵があるものの、腰高ほどなので全く邪魔になりません。ここは広い駐車場(無料)も完備。周辺には何もありませんが、フードトラックが出店していて、飲食にも困りません。
ポルダーバーンの南端付近にあたるこの場所。末端から滑走路に入ったエンブラエル機であれば、ちょうど目の前でエアボーンします。
撮影位置は自由自在。真横から捉えるも良し。
斜め前を狙うも良し。
はたまた後追いするのも良し。
この日最後に撮影した機体は、奇しくもホテルに展示されている747と同じコレンドン(コレンドン・ダッチ航空)の737 MAX 9。こちらはモダンな新塗装。このカラーリングをぜひ747でも見てみたいですね。