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いつかは歴史になる ~ 芳岡 淳が撮ったこの一枚

文:芳岡 淳 写真:芳岡 淳
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 747-400の退役以降、不動のフラッグシップであったJALの777-300にも退役の波が押し寄せています。

 撮影したのは2019年10月で、当時はいたってよく見られる光景でした。

 それも5年の月日が経つと、後ろの777-300は既に完全退役となり、777-300ERも退役が始まり新たなフラッグシップA350-1000との交代を間近に控えています。

 何気ない光景もいつかは歴史になる。日々の記録がいかに大切かを思い知らされています。

芳岡 淳

芳岡 淳

1994年生まれ。神奈川県横浜市出身。 小学生の頃、北海道への家族旅行で747-400Dに搭乗したことで旅客機撮影が趣味に。2015年からは積極的に海外へ遠征し、世界中で747-400を中心に旅客機や貨物機を追いかける撮影スタイルを展開。

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