連載

盛岡から45分、風光明媚な山々の麓で 花巻空港

【連載】ニッポンの空港

文:チャーリィ古庄
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奥羽山脈をバックにランウェイ20に乗るJ-AIRのエンブラエル170
奥羽山脈をバックにランウェイ20に乗るJ-AIRのエンブラエル170を空港東側から望む。

デッキ以外の撮影スポットも充実

 「いわて花巻空港」の名称通り岩手県の花巻市にある空港だが、少し北に向かえば盛岡市があり、県内最大都市の空の玄関口でもある。羽田便は新幹線と競合するため存在しないが、福岡、神戸、伊丹、名古屋(小牧)、新千歳などの定期路線があり、運航会社はJ-AIRとFDAの2社となっている。
 滑走路長は2,500mで現在のターミナルビルは滑走路の南東側に位置しているが、西側には旧ターミナルビルも残されている。こちらは現在、花巻市交流会館および県の空港事務所として使用されていて、小型機やヘリコプターの駐機場もこちら側を使用している。現ターミナルビル内には小さな展望デッキがあるが、一部をガラス張りとしたり、フェンスに小さな撮影用の穴を設ける程度で、エプロン以外を望むにはあまり条件が良い環境とは言えないが、滑走路に沿って「飛行機の見える丘」や旧ターミナル側の駐車場、多目的広場などもあり、奥羽山脈や早池峰山など風光明媚な岩手らしい景色と絡めた撮影も魅力的だ。

花巻空港 DATA

花巻空港 DATAHNA/RJSI

標高:89.7m
面積:172ha
運用時間:8:00-19:30
滑走路:RWY02/20(2500×45m)
着陸回数: 2018年度 5千5百回(国内5千4百回・国際136回) 2019年度 5千6百回(国内5千4百回・国際194回) 2020年度 3千百回(国内3千百回)
乗降客数: 2018年度 48万8千人(国内45万5千人・国際3万3千人) 2019年度 49万1千人(国内44万7千人・国際4万3千人) 2020年度 14万3千人(国内14万3千人)
貨物取扱量: 2018年度 192t (国内192t) 2019年度 157t (国内157t) 2020年度 93t (国内93t)
就航会社:JAL、FDA
ターミナルビル・貨物施設の管理:岩手県空港ターミナルビル
ターミナル設計会社:梓設計
拠点を置く航空会社・組織:岩手県防災航空隊、岩手県警察航空隊
公的機関:国土交通省花巻空港出張所
所在地:岩手県花巻市
供用開始日:1964年2月15日
種別:地方管理空港
設置管理者:岩手県

※ この記事は月刊エアライン2022年5月号特集「ニッポンの空港」を抜粋・再編集したものです。

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