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VRヘッドセット「Meta Quest」に機内エンタメモード。ルフトハンザと提携

Metaが販売するMeta Quest 2とMeta Quest 3に新たにトラベルモードが導入された。飛行機の機内に最適化されたモードで機内エンターテインメントがVRで楽しめるように。

文:本誌編集部
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VRで映し出される大画面のスクリーン
VRで映し出される大画面のスクリーン

 Metaは、Meta Quest 2とMeta Quest 3に「トラベルモード」を導入する。トラベルモードでは、Meta Questを機内エンターテインメントデバイスとして使うことができる。巨大なバーチャルスクリーンで映画を見たり、ゲームや瞑想のアプリを楽しんだり、よりプライベートな環境で仕事をこなしたりすることも可能になる。

 Meta Questとは、Metaが提供する没入型ヘッドセットであり、VRのコンテンツなどを楽しむことができる。

 Meta Questには飛行機の動きを考慮したチューニングがなされているため、現時点ではトラベルモードは飛行機での利用に最適化されている。将来的には電車などにも対応させていくという。

 トラベルモードを開始するには、まず「設定」メニューの「試験中」のセクションでオプトイン。その後、「クイック設定」からトラベルモードのオンとオフを切り替えることができるようになる。

Meta Quest 3
Meta Quest 3

 また、ルフトハンザドイツ航空との新しいパイロット・プログラムも発表された。特定のフライトにおいて、ルフトハンザの新しいビジネスクラス「アレグリス」の利用者を対象に、エンターテインメントや旅行、ウェルネス、ゲームなど、MetaQuest 3のトラベルモードで動作するように設計されたさまざまな専用MRコンテンツが提供される。

今夏より、一部のフライトのビジネスクラスの利用者は、以下のサービスが利用可能になる。
・厳選された映画やテレビ番組を、臨場感あふれる体験で楽しむ。
・著名な旅行ポッドキャスターの話を聞いたり、空間ビデオや360度動画コンテンツで彼らのストーリーを見る。
・到着する前に、旅先を俯瞰的に見て、バーチャルで観光の下見をする。
・『コネクト・フォー』や『チェス』などのタイトルを遊ぶ。
・積極的な瞑想エクササイズでリラックスしたり、背もたれにもたれかかって受動的に瞑想を行なう。

Meta Questで機内エンターテインメントを楽しむ
Meta Questで機内エンターテインメントを楽しむ。
Metaが販売するMeta Quest 2とMeta Quest 3に新たにトラベルモードが導入された。飛行機の機内に最適化されたモードで機内エンターテインメントがVRで楽しめるように。

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