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星野リゾート、SAFのために廃食用油を回収、再資源化する仕組みを運用開始
4社の協働により、星野リゾートの運営施設で生じた廃食用油をSAF等の原料に再資源化する仕組みの導入を開始。
文：本誌編集部
4月17日より、星野リゾート、日揮ホールディングス株式会社（日揮HD）、株式会社レボインターナショナル、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYの4社は、廃食用油をSAF（Sustainable Aviation Fuel、持続可能な航空燃料）などへ再資源化する仕組みの運用を開始した。
SAFは廃食用油や植物・動物油脂、木質バイオマスなど、化石燃料以外を原料とする持続可能な航空燃料。原料が100％廃食用油の場合、原料収集から SAFの製造・燃焼までのバリューチェーン全体で、従来の航空燃料と比較してCO2排出量を約80％削減することができるという。
星野リゾートは、運営施設で生じる廃食用油の提供に協力。レボインターナショナルは、星野リゾートの運営施設で生じた廃食用油を資源として収集し、SAFFAIRE SKY ENERGYに引渡すとともに収集状況を管理。日揮HDは、廃食用油を原料とするSAF製造事業（コスモ石油株式会社、レボインターナショナルとの共同事業）に関するサプライチェーンの全体構築を行なうとしている。
なお、この取り組みは日揮HD、レボインターナショナルとともに、空港内店舗や周辺地域からの廃食用油回収に取り組む関西エアポートの呼びかけに星野リゾートが応えて実現したものだという。
施設概要
施設名：OMO関西空港 by 星野リゾート
所在地：大阪府泉佐野市りんくう往来北1-833
Webサイト：https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omokansaiairport/
