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JAL A350-1000、羽田=ダラス・フォートワース線に就航!

これまで羽田=ニューヨーク線でのみ運航されてきたJALの新しい国際線フラッグシップ機A350-1000だが、4月17日には2つめの投入路線としてダラス・フォートワース線に就航。両路線の羽田出発時刻はわずか10分差であるから、今後は2機が並ぶ光景が日常のものとなる。

文:本誌編集部 写真:深澤 明
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羽田空港の111・112番スポットに並んだ“A350-1000″デザインの2機。JALの国際線フラッグシップが、いよいよ本格的に世代交代のフェーズに入ったことを象徴するシーンだ。

いよいよ、新国際線フラッグシップの本領発揮!

 4月17日午前中の羽田空港第3ターミナルに並んだJALの新国際線フラッグシップの2機。1月24日にデビューした同社のA350-1000は現在3号機までを受領しているが、この日から羽田=ニューヨーク線に加えて、羽田=ダラス・フォートワース線にも投入されて、JAL自慢の最新4クラス・キャビンでサービスを提供することになった。
 この写真を見た方は「おや?」と思われたかもしれないが、当初1号機(JA01WJ)のみであった胴体後部の“A350-1000”デザインは2号機(JA02WJ)にも新たに施されて、ダラス線就航の前日、4月16日に披露されていた。
 その効果は絶大で、111・112番の両スポットに並んで駐機し、定刻10時55分発のニューヨーク行きJL006便(2号機)、そして定刻11時05分発のダラス・フォートワース行きJL012便(1号機)として出発してゆく光景は圧巻。これまでは1路線だけを飛ぶ、どこか“特別な機体”という印象のJAL A350-1000であったが、いよいよ国際線フラッグシップを語るに相応しい存在感を放ち始めたことを感じさせる象徴的なシーンであった。
 なお、デイリーでA350-1000が投入されているニューヨーク線に対し、夏スケジュールのダラス・フォートワース線には週3〜4便(隔日、7月前半を除く)が投入されるスケジュールで、当面は777-300ERと交互で運用される。ご利用の際は本記事関連リンクにあるJALウェブサイトの運航スケジュールをご確認いただきたい。往路をA350-1000、復路を777-300ER(あるいはその逆で)という乗り比べも楽しそうだ。

JL012便:羽田(10時55分)発→ダラス・フォートワース(08時40分)着
JL011便:ダラス・フォートワース(11時05分)発→羽田(翌日14時40分)着

4月17日のダラス・フォートワース行きJL012便はJA01WJがアサインされ、定刻よりも少し遅れて11時32分にブロックアウト。11時55分RWY16Lを離陸。乗客数は230名(うち1名幼児)とのことであった。
ダラス・フォートワース線投入の前日、4月16日には2号機JA02WJにも胴体後部の“A350-1000”デザインが施されて公開された。1号機と同じ、鮮やかなレッド。
これまで羽田=ニューヨーク線でのみ運航されてきたJALの新しい国際線フラッグシップ機A350-1000だが、4月17日には2つめの投入路線としてダラス・フォートワース線に就航。両路線の羽田出発時刻はわずか10分差であるから、今後は2機が並ぶ光景が日常のものとなる。

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