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【吉田正尚×JAL】メジャーリーガー直伝の野球教室を開催! 約50名の子どもたちが夢の2時間を過ごす

JALは12月21日(日)、都内近郊のグラウンドで、MLBボストン・レッドソックス所属の吉田正尚 外野手を特別講師として招いた小学生向け野球教室「吉田正尚×JAL Special Baseball Lesson 2025」を開催した。
約50名の野球少年・野球少女たちが、現役メジャーリーガーに野球を教わる夢の2時間を過ごした。

文:本誌編集部 写真:本誌編集部
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マイル交換で参加できる体験特典、約50名の子どもたちが吉田選手に野球を教わる

 実際に飛行機に搭乗するシーン以外の「非航空領域」での事業として、JALが拡大を進めているのが「JALマイルライフ」だ。JALのマイルが日常と非日常をつなぎ、人生をより豊かにする一助となることを目指し、マイルと交換できる体験特典を充実させている。

 その一環として開催されているのが「吉田正尚×JAL Special Baseball Lesson」である。今年で3回目の開催となった同イベントは、10,000マイルとの交換で参加が可能(抽選方式)。当選した家族の小学生約50名が、2時間にわたって吉田選手との夢の時間を過ごした。

 吉田選手が登場した瞬間、会場からは大きな歓声が上がり、子どもたちはスター選手を間近で目の当たりにして目を輝かせていた。記念撮影の後、さっそくレッスンがスタート。プログラムは「キャッチボール」「ノック」「ロングティー/ティー」の3種類で構成されており、各フェーズではまず吉田選手が全員を集めてレクチャーを実施。その後、事前に分けられたチームごとに実戦練習が行なわれ、吉田選手が各チームを回って直接指導する流れで進められた。参加した子どもたちは全員、吉田選手と1対1で触れ合う機会を得た。

 また今回の野球教室は、初心者から経験者まで楽しめる内容となっており、それぞれの子どものレベルに合わせた指導が行なわれた。

子どもたち全員を集めてレクチャーをする吉田選手。バッティングで意識すべきことは何かを問いかけ、ミートポイントやスイングスピードなどの意見が挙がる中、吉田選手が最重要としたのは「タイミング」。ピッチャーの投球に対してタイミングを合わせることが大事であると説いた。
キャッチボールの様子を笑顔で見守る吉田選手。コースが逸れたボールを自らキャッチする場面もあった。
子どもたちの前でゴロの処理を実演する吉田選手。鍛え上げられた肉体に注目する子どもの姿も。
ロングティー/ティーのレッスンでは、子どもの真後ろから同じアイレベルで動作を確認し、年齢や経験にかかわらず、一人ひとり丁寧にレクチャー。「こういった教室で子どもたちと触れ合うときは全力でやると自分の中で決めていますし、しっかり向き合うということを大切にしています。」と吉田選手は語る。
チーム入れ替えなどの合間の時間も都度、子どもたちからの質問に答える吉田選手。

メジャーリーガーのスイングを至近距離で堪能。景品をかけたジャンケン大会や、直筆サイン入り記念品も

 約1時間のレッスンを終えた後、デモンストレーションとして吉田選手がティーバッティングを実演した。子どもたちや保護者が吉田選手を囲み、ホームベースから約3mという至近距離で豪快なバッティングを堪能。もちろん、ここでも吉田選手は“全力入魂”のフルスイングで応え、約20球を打ち込んだ。

 その後は吉田選手への質問タイムが設けられた。子どもたちからは、技術面から精神面、練習内容、メジャーリーグ、さらにはお金の稼ぎ方に至るまで多種多様な疑問が寄せられ、吉田選手は20以上の質問すべてに丁寧に回答した。具体的な質疑応答の内容は次のページでまとめているので、惜しくも参加が叶わなかった方もぜひご覧いただきたい。

 そして野球教室の締めくくりとして、豪華景品をかけたジャンケン大会を開催。勝利した子どもには、吉田選手の直筆サイン入りバッティンググローブ(うち一つは、直前のティーバッティングで吉田選手が使用したもの)が贈呈された。また、参加者全員へのプレゼントとして、集合写真入りの終了証とリストバンドに加え、それらを吉田選手直筆サイン入りの専用袋に入れて手渡し。ジャンケン大会の結果にかかわらず、子どもたち全員が吉田選手の直筆サインを手にし、笑顔のうちに野球教室は幕を下ろした。

ティーバッティングを披露する吉田選手。木製バットが目に見えぬほどの速さでボールをとらえ、はるか彼方に次々と飛ばした。静寂に包まれた屋内球場に、甲高く乾いた「パーン!」という快音が鳴り響く。
「センターバックスクリーン」「グリーンモンスター(※)越え」など、吉田選手自身がイメージを口ずさみながら、右方向、左方向、センター方向へと強力な打球を放つ姿に、子どもたちは声もなく、ただ唖然と見つめるのみ。
※レッドソックス本拠地フェンウェイ・パーク左翼にある名物の高い壁の名称
子どもたちからの質問に、一つ一つ懇切丁寧に答える吉田選手。
直筆サイン入りグッズをかけたジャンケン大会の様子。
全員にプレゼントされた記念品を手にとる、小学5年生の横橋 立さんとお父さん。「吉田選手と色んな技術の話ができてよかった」と大満足な様子だった。

イベント後にはメディア取材に応じた吉田選手。月刊エアラインのインタビューにも答えてくれた!

 野球教室が終了したのち、吉田選手は約10分間の囲み取材に対応。イベントの感想や、来年のWBC出場へ向けた意欲を語った。各スポーツメディアとの質疑応答がひと段落した後、最後に月刊エアラインからは、日本=ボストン間の長距離フライトの過ごし方や時差の調整について質問をさせていただいた。

 「ボストンは遠いですし、時差もあるので、本当は寝たいんですけど、子どもと一緒に乗ることが多くて大変なんです。時差の調整は行き先に合わせています。昼にすごく眠くても、そこで寝てしまうと時差ボケが長くなってしまうので。一気には直せないですけれど、少しずつ調整していきます。アメリカ国内の移動では、結構寝ています」

 JALがデイリー運航している成田=ボストン線。ボストン・レッドソックスの本拠地であるフェンウェイ・パークは、空港や市街地からのアクセスも良く、気軽に観戦に訪れることができる。ぜひJALの翼で、吉田選手の活躍する姿を見に行ってみてはいかがだろうか。

子どもたちのみでなく、メディアに対しても、それぞれ1分間ほどの時間を使って回答をしていた吉田選手。
ボストン・ローガン空港に駐機するJALのボーイング787-9(左)と、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク(右)。

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