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成田空港、国内空港初となる大規模GSE向け充電インフラの設計に着手

成田空港は、国内空港では初となるGSE向けの大規模充電インフラ整備に乗り出した。

文:本誌編集部
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GSE充電インフラ大規模設備イメージ

 成田空港は、空港の制限区域内で使用されるGSE(航空機地上支援機材)が充電可能な、大規模充電インフラの設計に着手したと発表した。同設備は、自社で掲げる長期環境ビジョン「サステナブルNRT2050」の一環として行なわれ、空港内車両の脱炭素化(電動化)を推進する。

 同計画では、急速充電器と普通充電器を併用し、約10か所・70基程度の充電インフラを整備する。空港関連事業者が共同で利用できる共用型インフラとすることで、業務に合わせた効率的な運用を可能にする。

 今回のような、空港設置管理者がGSE約100台を同時に充電できる規模のインフラを整備する国内空港で初めてとなる。同社は、この取り組みを航空業界全体の脱炭素化を牽引するモデルケースになることを目指している。

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