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スターフライヤー、8年ぶりの新規路線となる仙台=福岡線をスタート! 東北地方への定期路線は初

スターフライヤーは、初の東北地方への進出となる福岡=仙台線を開設させた。仙台空港では就航を記念したセレモニーのほか、機内見学会も開かれ就航をお祝いした。10月25日までは1日1往復、冬ダイヤ開始の10月26日からは1日2往復を運航する。

文:田中克宗 写真:田中克宗
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セレモニーの最後に行なわれた就航記念のリボンカット。関係者や空港周辺首長などがハサミを入れ、新規路線就航を祝った。

クールでスタイリッシュなA320が、仙台で新たな風を吹かせる

 10月3日、福岡県の北九州市に本社を置き、北九州空港を拠点とするスターフライヤーは、福岡と仙台を結ぶ定期路線を新たに就航させた。
 スターフライヤーが東北地方の空港に定期路線を就航させるのは今回が初めてのことで、羽田=関西、山口宇部、北九州、福岡線、そして福岡=中部線に続き6路線目となり、新規路線の就航は実に8年ぶりとなった。
 この日は、初便到着前に就航を記念したセレモニーが仙台空港ターミナル内で行なわれ、スターフライヤー代表取締役社長の町田 修 氏は、「“クールでスタイリッシュ”が私たちの売り。他社がやらないことをやるということを原動力としています。仙台空港に乗り入れ、新しい風を吹き入れさせていただければ嬉しいです。」と挨拶した。

セレモニーに出席した仙台国際空港株式会社代表取締役 前田 基 氏(左) 、株式会社スターフライヤー代表取締役社長の町田 修 氏(中央)、宮城県 土木部副部長 日下 奈央子 氏(右)。3者が手を取り合って、仙台と福岡の結びつきがより強固になるような取り組みが期待される。
113名の乗客を乗せたSFJ97便が仙台空港のRWY27に着陸。目を引く黒を基調としたエアバスA320-214(JA27MC)が、初めて東北の空の玄関口に定期就航した。

 初便となるSFJ97便にはエアバスA320-214(JA27MC)がアサインされ、ほぼ定刻(11:00)通りの10時59分に福岡空港を出発。仙台空港には約1時間半のフライトで12時49分に到着した。
 出発地は雨模様だったものの、到着地の仙台は快晴。澄み渡った青空がみちのく空にやってきて、新たな翼を出迎えた。
 スターフライヤーの仙台=福岡路線は、今月25日までは1日1往復での運航だが、冬ダイヤが始まる10月26日からは1日2往復に増便される。

消防車の放水アーチを受けて、仙台空港の12番オープンスポットにブロックインするSFJ97便。
レザー仕様の黒いシートと白の内壁が落ち着いた雰囲気を感じさせる機内。この日は機内見学会も行なわれ、客室乗務員による客室サービスを体験する機会も設けられた。
仙台空港のRWY27に向けてタキシングする折り返しのSFJ96便。新規就航した新しい翼を一目見ようと空港外柵に訪れていた見学者に、パイロットも手を振って応えていた。
スターフライヤーは、初の東北地方への進出となる福岡=仙台線を開設させた。仙台空港では就航を記念したセレモニーのほか、機内見学会も開かれ就航をお祝いした。10月25日までは1日1往復、冬ダイヤ開始の10月26日からは1日2往復を運航する。

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