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水のいらない歯磨きタブレット「Chupica」、JAL機上でCAを対象に実証実験
JALと日本たばこ産業株式会社(JT)は、宇宙生活での課題から着想を得たマウスウォッシュタブレット「Chupica(チュピカ)」の実証実験を共同で行なった。実証実験はJAL機内および渡航先でJALのCA約100名を対象に行なわれた。
文:本誌編集部

日本たばこ産業株式会社(JT)とJALは、水を使用せずに口腔内を清潔に保つことができるマウスウォッシュタブレット「Chupica(チュピカ)」について、JALが運航する実際の航空機内および渡航先での実証実験を実施した。
JTとJALは、宇宙生活上の課題から宇宙と地上双方の生活をより良くするビジネス共創プラットフォーム「Think Space Life(TSL)」にそれぞれ参画しており、今回の取り組みはTSLを通じた両社としての初の共同プロジェクトとなる。本実証実験では、JALが運航する実際の機内や海外滞在時において「Chupica」の有用性を検証し、地上生活への応用の可能性を探った。
実証実験では、JALの客室乗務員約100名を対象とし、6時間を超える長時間フライト乗務における休憩時間や渡航先滞在中に「Chupica」を使用し、使用感に関するアンケートを実施した。
「Chupica」はタブレット型ハミガキ&マウスウォッシュで、宇宙での使用を考慮して開発されており、特に水資源が限られた環境でも口内をリフレッシュできるように設計されている。
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