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JALUX、羽田空港で余剰となったパンの耳を使用した発泡酒「Bready to Fly」の第2弾を発売
羽田空港のサンドウィッチ製造工程で発生したパンの耳を活用し、発泡酒へとアップサイクルした。
文:本誌編集部

JALUXと日本空港ビルデングは7月15日より、羽田空港内で出たパンの耳をアップサイクルして製造した発泡酒「Bready to Fly(ブレディ・トゥ・フライ)」の第2弾を販売している。
廃棄予定の食材を活かしたクラフトビールを製造するBeer the Firstと共同開発しているこのシリーズは、空港という食品廃棄が発生しやすい環境において、食品ロス削減やサステナビリティの向上を目指すもの。2024年4月に発売した第1弾は、用意した約3,000本が3か月ほどで完売したという。
第2弾の今回では、発泡酒の「飲みやすさ」をさらに追求。赤褐色でカラメルのような香ばしさが特徴だという「アンバーエールタイプ」と、苦みを抑えたまろやかな口あたりが特徴だという「ウィートエールタイプ」の2種類を用意した。原料となる麦芽のうち約15%を、羽田空港のサンドウィッチ製造工程で発生するパンの耳で置き換えた。商品名の「Bready to Fly」は、旅立ちの高揚感を表す「Ready to Fly」と、ビールの風味を伝える「Bready(パンのような香ばしさ)」を掛け合わせたものとなっている。
7月15日より、羽田空港内の店舗「PIER」と「JAL PLAZA」で販売。価格は2本セットで1,650 円(税込)だ。なお、パッケージにはパーム油を製造する際に生じるヤシカサ(椰子殻)を紙原料の一部に配合している。

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