ニュース

キャセイパシフィック、機内食でミシュラン星付きレストラン「逸東軒」提携の「香港フレーバー」を提供

キャセイパシフィックは、香港のミシュラン星付きレストラン「逸東軒」と提携し、新たな機内食メニュー「香港フレーバー」の提供を開始した。

文:本誌編集部
X Facebook LINE
逸東軒と提携したプレミアム・エコノミーの「香港フレーバー」新メニュー。

 キャセイパシフィック航空は、香港のミシュラン星付き広東料理レストラン「逸東軒(ヤット・トゥン・ヒーン)」と提携し、新たな機内食メニュー「香港フレーバー」の提供を開始した。2025年1月より、日本発着便を含む一部のプレミアム・エコノミーおよびエコノミークラスに導入されている。ミシュラン星付きレストランとの提携機内食メニューをこれらのクラスで提供するのは、キャセイパシフィックにとって初の試みとなる。

 逸東軒は1990年の創業以来、香港で高い評価を受ける広東料理店である。今回の機内食メニューは、広東料理の伝統を大切にしながらも、機内での食事体験を最適化するために工夫されたメニューが提供される。新メニューは、長距離路線全線に加え、中国本土、日本、タイなどの一部の路線で楽しむことができる。

 プレミアム・エコノミークラスでは、前菜に「鴨胸肉の燻製 野菜の甘酢漬けと南姜添え」を提供。メインディッシュには、「牛筋と牛肩バラ肉のチューホー醤煮込み」「海鮮と瓜のXO醤炒め」「オヒョウのフライ 筍と青菜の醤油風味」など、広東料理の魅力を存分に味わえるメニューが並ぶ。

 エコノミークラスでも、香港らしい味を楽しめるメニューが用意されている。前菜の「チェリートマトのマリネ 梅干し風味」をはじめ、メインディッシュには「生姜とオレンジ風味のチキンオーブン焼き」「生パイナップル入り酢豚」「鴨肉とタロイモの梅ソース煮込み」などが提供される。

逸東軒と提携したエコノミークラスの「香港フレーバー」新メニュー。
キャセイパシフィックは、香港のミシュラン星付きレストラン「逸東軒」と提携し、新たな機内食メニュー「香港フレーバー」の提供を開始した。

関連キーワードもチェック!