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エア・インディア、エアバス機を100機発注、FHS-Cサービスを契約締結

エア・インディアによるエアバス機の発注数は344機に。FHS-Cサービスで航空機の運用を最適化

文:本誌編集部
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 Airbusはエア・インディアが12月9日、10機のA350と90機のA321neoを発注したことを公式に発表した。エア・インディアによるエアバス機の発注数は344機になり、A350-900は6機納入される。

 また、同社のA350向けにフライト・アワー・サービス・コンポーネント(FHS-C)のサービス契約を締結した。FHS-Cサービスは、増加するエア・インディアのA350の運用と信頼性の最適化をサポートする。エア・インディアは現在進めている保有機の近代化プログラムの一環で今回のエアバス機発注とサービス契約を結んだ。

 今年1月にA350の運航を開始したエア・インディアは、インド市場で初めてA350を導入した航空会社だ。A350は世界最新の効率性に優れた航空機で300席〜410席に対応し、近距離から9,700海里の長距離まで効率的に飛行することができる。

 新しい設計のA350は最先端の技術を採用し、最新の空力設計によって比類ない効率性と快適性を提供する。新世代エンジンを搭載し、軽量材料を使用することで燃費、運用コスト、二酸化炭素排出を旧世代機と比較し25%、騒音も50%削減した。

 A321neoは比類ない航続距離と性能を備えている。新型エンジン、シャークレットなど最先端技術を導入し、旧単通路型機と比較して燃費と二酸化炭素排出量を20%以上、騒音も50%削減している。また、客室は単通路型機で幅広く快適な空の旅を提供する。

 エアバスのフライト・アワー・サービス(FHS)は、時間あたりの固定料金で提供する包括的な材料・整備サービスです。エア・インディアが採用したFHS-Cは部品サポートサービスで、デリーで部品の提供が可能だ。共同在庫の利用、幅広い部品に対する修理、技術サポートも提供する。FHS-Cのサポートサービスによってエア・インディアは航空機の運用を最適化し、整備費用を削減することができる。

エア・インディアによるエアバス機の発注数は344機に。FHS-Cサービスで航空機の運用を最適化

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