デルタ航空が新キャビンデザイン発表。2025年までにA350にも導入

　デルタ航空は、2025年の創立100周年を記念した新しい機内インテリアを発表した。シート素材、照明、色調が全面的に刷新され、乗客の快適な旅行体験をさらに向上させることを目指している。
　
　新キャビンデザインは、2024年秋にボーイング757から導入され、2025年初頭には日本路線で使用されるエアバスA350にも展開される予定。今後、さらに多くの機材で新デザインが導入される計画だ。

　すべてのキャビンにおいて、通気性に優れた新素材を使用したシートやメモリーフォームクッションを採用。ビジネスクラス「デルタ・ワン」や、プレミアムエコノミークラス「プレミアムセレクト」では、より高品質なウールとナイロン混紡のシートが導入され、人工皮革のヘッドレストが快適さをサポートする。また、フライトの各段階に合わせたムード照明も搭載。機内のリラックス感が強化されるという。

　キャビンの仕切り壁やシートのデザインには、デルタ航空のブランドカラーを取り入れ、現代的で温かみのある空間を演出。乗客が触れるすべての部分にこだわり、快適性と美しさを兼ね備えたデザインが施されているという。