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成田空港コミュニティが 「CEIV Lithium Batteries」認証の取得を開始

成田空港は、JALなど関係事業者とともにリチウム電池の航空輸送品質認証の取得を目指す。

文:本誌編集部
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IATAが策定した4つのCEIV(一番右がリチウム電池に関するもの)
IATAが策定した4つのCEIV(一番右がリチウム電池に関するもの)。

 成田国際空港株式会社(NAA)は、成田空港で国際航空輸送に携わる関係事業者とともにコミュニティを結成し、2024年度末までにIATA(国際航空運送協会)の提唱するリチウム電池の航空輸送品質認証 「CEIV Lithium Batteries」の取得を目指すという。

 「CEIV Lithium Batteries」とは、IATAが策定した特殊貨物の航空輸送に関する4つのCEIV(The Center of Excellence forIndependent Validators)認証のうち、リチウム電池に関する品質認証制度のことである。IATA基準に加え、その他国際的な規制や基準に準拠した内容となっており、本認証を取得することでリチウム電池を安全に輸送するために必要な体制が構築されていることが証明される。

 参加企業はJAL(日本航空)、西日本鉄道、日新、三井倉庫エクスプレス、三井倉庫サプライチェーンソリューションの5社。今回結成したコミュニティ各社がCEIV Lithium Batteries認証を取得することで、リチウム電池を安全に輸送ができる事業者として認められるようになり、成田空港において安全の保証された高品質なサプライチェーンを提供することを目指す。

成田空港は、JALなど関係事業者とともにリチウム電池の航空輸送品質認証の取得を目指す。

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