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現地シンガポールで発表された、Peach就航発表の現場から!

8月29日、シンガポールで発表されたPeach就航という朗報。ロングレンジ機材エアバスA321LRの真価が発揮されるPeachの最長路線、関西発の初便は12月4日から!

文:村田尚之 写真:村田尚之
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就航地シンガポールで発表された今回の新路線発表。桃の翼が新たに乗り入れる!

シンガポール就航はA321LR導入時からの悲願!

 今年、開港30周年を迎える関西国際空港に本拠を置くPeachは、関西=シンガポール線を12月4日に開設すると発表した。同路線は2022年末に開設した関西=バンコク線に次ぐ中距離国際線で、エアバスA321LRによるデイリー運航を予定している。
 この発表会はシンガポールにて、現地メディアや代理店も招いて開催された。挨拶に立ったPeach Aviationの遠藤 哲 常務執行役員は、
「シンガポール就航はA321LR導入時からの悲願だった。大阪はシンガポールの方にとって人気の旅行先で、今年はさらなる盛り上がりも見せている。関西エリアでの刺激的な体験にご期待いただきたい」
と語った。
 また、運航品質を向上させつつ、いつでも低運賃を提供していると続け、信頼性と運賃面におけるアドバンテージへの自信も語った。

バンコク線に次ぐ中距離路線展開となるシンガポール線。日本の航空会社による関西=シンガポール線の就航は14年ぶりとなる。
シンガポール線への意気込みを語るPeach Aviationの遠藤 哲 常務執行役員。

気になる運賃は、片道164.20シンガポールドル(約1万8,200円)から

 航空券は8月29日に販売を開始、運賃は片道164.20シンガポールドル(約1万8,200円)からとなっている。
 現在、Peachでは3機のA321LRを運航しており、客室は全機がモノクラス218席仕様。座席間隔はFSC国内線機材と同等の最大32インチを確保する。シート下にはUSB Type-A充電ポートを備えており、タブレット端末やスマートフォンの充電にも対応している。
 今回の発表会はシンガポールでの開催ゆえ、インバウンド向けという色合いもあったが、同地は日本人旅行者にとっても人気の旅行先。コロナ禍以降、円安などの影響もあり高止まり感のあったシンガポール路線ゆえ、Peach就航はシンガポールと日本、両国の旅行好きにとって朗報となりそうだ。

【関西=シンガポール線スケジュール(12月4日〜/毎日運航)】
MM773便:関西(18:50)発→シンガポール(01:00)着
MM774便:シンガポール(02:15)発→関西(09:35)着

Peachの世界観を新規就航の地、シンガポールへとアピールするグッズの数々も展示。
8月29日、シンガポールで発表されたPeach就航という朗報。ロングレンジ機材エアバスA321LRの真価が発揮されるPeachの最長路線、関西発の初便は12月4日から!

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