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ジェットスター・ジャパン、年内着用開始予定の新制服を日本初披露。就航12周年イベントを成田で開催

ジェットスター・ジャパンは2024年7月3日、就航から12周年を迎えたことを記念し、成田空港第3ターミナルでイベントを開催。この場で、年内に着用開始を予定している新制服を披露した。

文:本誌編集部 写真:本誌編集部
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ジェットスター・ジャパンは就航12周年を記念したイベントで新制服を日本初披露。片岡優社長(中央右)もイベントに顔を見せた。

 ジェットスター・ジャパンは7月3日、就航12周年記念イベントを成田空港第3ターミナルで開催した。

 イベントでは搭乗券を模したメッセージカードを貼り付けられる特大の寄せ書きボートを用意。お昼過ぎに訪れた際には、すでに就航12周年を祝うメッセージが多数寄せられていた。

 また、マスコットキャラクターのジェッ太とのグリーティングや、サングラス&フォトプロップスを使っての撮影会も実施。イベント会場では、エアバスA321LRのデザインをモチーフに、空模様を1本の鉛筆で表現できる特製の「レインボーペンシル」を配付した。

成田空港第3ターミナルのコンコースで開かれた就航12周年記念イベント。
初登場となった、エアバスA321LRのデザインをモチーフにした着ぐるみ。
寄せ書きボードには、就航12周年のお祝いや感謝のメッセージが寄せられていた。
来場者にプレゼントされたレインボーペンシル。

 そして、イベントの目玉となったのが新制服のお披露目。2月29日にジェットスターグループの本社がある豪メルボルンで発表され、ジェットスター就航20周年を記念してリニューアルするものだ。日本で本制服が披露されるのは初めてのこと。ジェッ太も新制服を身にまとって登場している。

 新制服のデザインはオーストラリアのファッションデザイナー、ジェネヴィーヴ・スマート氏によるもの。客室乗務員と地上旅客スタッフは同じ制服となり、ジェットスターの星をあしらった「ステラコレクション」と、現代的(コンテンポラリー)なテクスチャーと色合いをあしらった「ホライゾンコレクション」を用意。色は航空機の窓から見える朝日と夕陽をイメージした濃紺とオレンジを基調としている。

 各コレクションのバリエーションも多く、例えばステラであれば女性はワンピース、ブラウスの半袖の長袖、ポロシャツ、それぞれに羽織れるブレザーを用意。ボトムスもスカートとパンツの2種類が用意され、自由に組み合わせが可能。さらにニットやセーター、カーディガン、コートなども準備されるという。

 機能的にも、ソフトな肌触りや動きやすい素材を採用。スカートにはサイドポケット設けるなどの工夫も凝らしている。さらに、現在とは異なり、ネームプレートをネックストラップではなく、制服の肩の近くに用意されたホールに、ループを使って着用するスタイルに変更される。

 新制服の着用開始は年内を予定。同社グループで過去に行なわれた制服リニューアルは国ごとで段階的に変更されてきたが、今回は、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、日本の約5,000名のスタッフ全員が新制服に一斉に変更される。

ブレザーを着用していない状態。中央の女性2名がステラコレクション、男性2名がホライゾンコレクション。
それぞれブレザーを着用した様子。
ステラコレクションの半袖ブラウスとスカートを組み合わせたスタイル。
こちらはステラコレクションのワンピースを着用。
ホライゾンコレクションのポロシャツとスリムフィットパンツを着用。
ホライゾンコレクションの半袖シャツと、ボトムスは同じくスリムフィットパンツの組み合わせ。
ホライゾンコレクションのポロシャツを着用したジェッ太。
ジェットスター・ジャパンは2024年7月3日、就航から12周年を迎えたことを記念し、成田空港第3ターミナルでイベントを開催。この場で、年内に着用開始を予定している新制服を披露した。

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