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エールフランス、エンブラエル190の新キャビン発表。HOP!で秋就航予定
エールフランスは、エンブラエル190に搭載される新キャビンを公開した。
文:本誌編集部
5月28日、ドイツ・ハンブルクで開催されたAircraft Interiors Expoで、エールフランス航空は子会社のリージョナルエアライン、HOP!が運航するエンブラエル190(E190)に搭載される新キャビンを初めて公開した。改修された機体は2024年秋から運航を開始する予定であり、同社は短距離および中距離ネットワークでの製品およびサービスの標準化を進めている。
また、エールフランスはフランスのExpliseatと提携し、カーボンファイバーとチタンを使用した軽量シートを設計した。新しいシートは現行モデルより30%軽量で、燃料消費とCO2排出を削減する。シートはフランス・アンジェで製造され、クレルモン=フェランでエンブラエル190の改修が行なわれる予定である。
新キャビン
新しいキャビンでは、E190に2-2配置で110席が設置される。各シートは革張りで、エルゴノミクスに基づいたフォームパッドが使用され、最大3インチのリクライニングが可能。USBポートやスマートフォン・タブレットホルダーも備えており、乗客の快適性と利便性が向上している。
ビジネスクラスの乗客は機体前方に配置され、モバイルカーテンでほかのキャビンと区切られる。さらに、2025年1月からは、ビジネスクラスの各乗客の隣に空席が設けられる予定だという。
明るく、優美なデザイン
E190のキャビンは、エールフランスのシグネチャーカラーである青色の濃淡、白色、赤色のアクセントが特徴である。各シートにはグレーの刺繍が施され、パリのアパートメントを象徴するヘリンボーンパターンのカーペットが使用されている。
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